同僚が友達

ジョッシュが前回に引き続き、また新しい仕事のインタビューへ去っていった。

家を買い高額な給料を求め、今の職場からは離れようとしているわけだが、その話をされる度に

行かないでよ〜おれはお前が必要だよ〜

と説得している。

するとジョッシュは私にこう言う。

お前は今やってる仕事を俺よりうまくやれる
もっと自信を持てよ
イアンの言ってることなんてどうでもいい、己を信じろ
俺が辞めても俺たち友達だからな、そうだろ？

性格は元ヤンキーのクソ生意気で未熟な23歳だけど、真剣な言葉はいつも生意気に感じないところにいつも尊敬する。

同僚兼ハウスメイトのウィルは昨日からスペインの島へ婚前パーティー(スタッグパーティー？)へホリーデー中。
彼の意気込み曰く、今頃その辺の女とセックスしているところ(100%できてない)だが、家に1人残されると何もやる気が起きない。

毎度ホリデーでいなくなると、一緒に職場へ向かって一緒に帰ってきて一緒にフットボール観る生活がどれだけ心の支えになっているか身に染みてわかるし、そいえば私が

俺こんな田舎に友達1人もできねえよ　　

とぼやいた時にウィルは

まあ俺が友達じゃん？

と言ってくれたことを思い出した。

今日でここにきてちょうど4ヶ月が経つが、この2人に出会えた感謝を忘れさえしなければ、ここで築く私の居場所は一生消えないと確信した。

100%ジャパニーズワンカーと100%ブリティッシュワンカーは相性抜群。

2024.05.10