感じたこと_次世代への責任

今日は不妊治療の2回目の胚移植の日です。
夫が私を気遣って2歳の娘と朝から1日外出してくれています。なので久しぶりに午後の胚移植まで一人時間。
最近考えたことを書き留めたいと思います。

少し前にLIFE SHIFTを読みました。

著者のリンダ・グラットン氏と(私の憧れの!)申真衣さんが対談している動画も視聴しました。

人生100年時代、自分の生き方を見直すきっかけになりました。
自己犠牲が正しいと思いながら、毎日がむしゃらに生きてきた感が特に30代前半まではあるのですが、もっと時代の変化に併せて、自分や家族を大切にしながら生きていかないといけないな、と思いました。
そして自分の人生の目標は「次世代が生きやすくなるように行動すること」だなあ、と思いました。

大学生活から結婚して転職するまで、男性優位の専門職の世界で生きてきて、パワハラやセクハラはあたりまえ、というかそれがハラスメントとは気づかず、あまり不満も感じずに生きていました。
多少下ネタ的な発言を職場でされても、セクハラされても、年長の上司に同僚の前で理不尽に怒鳴られても、「今は修行の時、ちょっと嫌なことは受け流しながら上司の技術を学ぶことも大切」と思いながら過ごしてきたことにあろうことか、ちょっと誇りのようなことも感じていたりもしました。

ただ、4年前に夫と出会って、転職して色々な人と関わって、そしてたくさん書籍を読んで、自分の考え方がいかに稚拙で古い考えであるかを良く感じるようになりました。
妊娠・出産・育児・不妊治療と仕事の両立に悩む中で、女性の生きにくさを実感し、娘の時代には残したくない慣習や考え方がたくさんあることを感じていました。

そんな中、申真衣さんやリンダ・グラットン氏から伝わってきた、「今の日本の働く女性が未来を変えていく」というメッセージに強く共感しました。
併せて、「自分を知る、自分のスキルを知る」ということがとても大切だと感じました。

男性社会で20代・30代として学生・社会人として生きてきた経験、専門職としての経験、大手企業で専門職として生きている経験、育児と仕事・不妊の両立に悩み夫婦で乗り越えていく経験、全ての経験の中で得られたことを、次世代の社会を変えていくための行動に少しでもつなげていけたらいいな。もちろん自分と家族を大切にしながら・・・。
そう思うと、これからの人生、自分の役割や目標、生き甲斐をみつけながら幸せに生きられるかもしれないな、と思いました。

とりとめのない記事になりましたが、今日は自分が感じたことをそのまま書いてみました。
今頃夫と娘は楽しくやってくれているだろうな、いつも支え合える夫にも改めて感謝、今日の胚移植うまくいくといいな。LIFE SHIFT2も図書館で借りられたので、読み進めたいなー。

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