自分の人生を生きる(仕事も家庭も)

noteを始めたのは、自分が何をしたいのかきちんと理解し、世間体や周囲の目を気にするのではなく、自分の人生を生きたいと思うようになったからです。
今日はそう考えるようになった経緯を記します。


現在、仕事・2歳児の育児・2人目不妊治療を行いながら、日々を過ごしています。実際やってみると、全てを同時並行で過ごす、ということは予想以上に困難でした。

私は少し前まで、「努力で何とかなる」「自己犠牲は正しい」というような価値観で生きてきました。
おそらく両親の影響が大きいです。
父は外科医、母は専業主婦、という家庭で3人兄弟の長女として育ちました。父は夜間・休日も頻繁に病院から呼び出され、ほとんど家におらず、仕事に人生を捧げることを誇りとして生きていました。母はそんな父を支えるために家事・育児を一手に担い、子供達には「お父さんは凄い」といつも言い、子供の教育のためにすべてを犠牲にしていました。
3兄弟は全員国公立大学を卒業し、(私は資格職、末の弟はT大卒)世間体的にはそれなりな社会人になりました。
そんな両親の影響もあってか「女性が家事・育児をするもの」というような古いジェンダーロールの概念についてあまり疑問を持たずに生きていました。

私は仕事に明け暮れ婚期を逃しそうにったものの慌てて婚活開始しその直後に結婚、すぐに妊娠して第一子出産をしました。
人生はまずまず順調、きっとこれからも…感じていました。

しかし、娘が10か月で職場復帰をすると、急に生きにくくなりました。

時短勤務で復帰後、育児のため残業は全くできなくなりました。しかし、周囲の男性社員(育児は妻に任せ残業し放題)と同等のパフォーマンスを求められます。
そして家庭では自分で勝手に、女なのだから夫より育児・家事の負担が大きくなるのは当然と思って無理に頑張っていました。
夫婦で希望した2人目は自然妊娠では2年待っても授からず、不妊治療を開始しました。

・保育園から頻繁な呼び出し
・夜泣きで睡眠不足
・休日は「ママ抱っこー、遊んで―」と追いかけられて休めない
・不妊治療クリニックでは「明日(平日)◯時に」と想定外の受診指示(待ち時間2時間)
・実家の母に助けを求めると「私の時代は自分1人で頑張った」と言われて感じる罪悪感

心身共にキャパオーバーになりました。メンタルは強い方と思っていましたが、1週間に1度は仕事のことを考えて眠れなくなる、優しくて協力的な夫に毎日八つ当たりする、ということが2か月続きました。

あれ???
努力したら幸せになれると信じて毎日頑張ってるのに、どんどんしんどくなる…
これは、何とかしなければ…

たくさん本を読んで、色んなワーママのブログやインスタ、noteを読んで、夫とも改めて自分の悩みを本音で打ち明けて…
家事育児、働き方、不妊治療について、やり方を見直すことにしました。
そして、何よりも自分の古いジェンダーロールに縛られた考え方を改革することにしました。

noteにはこんな私の意識改革の軌跡を記していこうと思います。

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