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ドント・ハングアップ

まなてぃーの映画レビューです

※2021 1/2時点でアマゾンプライムでみれます。

ドント・ハングアップ

イタズラ電話を繰り返す若者たちが、電話の相手によって恐怖の底に突き落とされる姿を描いたイギリス製シチュエーションスリラー。モズリーとブレイディは、イタズラ電話の様子をSNSで実況する悪質な遊びに熱中していた。ある日、イタズラ電話をかけた相手から、折返しの電話がかかってくる。その男はなぜか2人の名前も住所も知っていた。やがて男はブレイディの両親を監禁し、さらに2人の友人も捕らえて半殺しにしてしまう。出演は「ティーン・ビーチ・ムービー」のギャレット・クレイトン、「バイオハザードII アポカリプス」のシエンナ・ギロリー。

2016年製作/83分/イギリス
原題:Don't Hang Up

ジャンル:ホラー、サスペンス

監督:ダミエン・マセ アレクシ・ワジブロア
製作:ローリー・クック ジェイソン・ニューマーク アレクシ・ワジブロア ダミエン・マセ
製作総指揮:エド・フレイマン アダム・ナイジェル ジョー・ジョンソン ステファニー・ジョンソン ブルックリン・ウィーバー


総合評価 70点/100点

ストーリー★★★★☆

怖さ   ★☆☆☆☆

意外性  ★★★★☆

お勧め度 ★★★☆☆


以下ネタバレ含む感想です。

序盤。とても世界観に入りやすいです。現在ではディズニーチャンネルなどにもドッキリ系番組がありますし、民法でもドッキリ番組がありますし、どこにでも一定数いそうな人たちが主人公です。少し口が悪いのが気になりますが、こういう人も一定数いる気がします。特にyoutuberに多い気がします。序盤の雰囲気・掴みはとてもいいです。

中盤。中だるみしてきます。良くも悪くも地味です。悪戯をされた人が悪戯をし返す。その内容が少しハード。延々とそれを繰り返していきます。題名の「ドント・ハングアップ」は「電話を切るな」という意味なのですが、主人公たちはすぐに電話を切りますし、無視します。もっといい題名ありそうな・・・?良くも悪くも普通です。

終盤。ひたすら画面が暗いです。びっくりさせようといきなり大きな音がでたり色んな音声が入ったりしますが、全然怖くないしびっくりしません。無料のホラーゲームHOUSEなどのほうが怖いですが、これとはまったく趣旨が違うので目を瞑りましょう。オチはいいです。細かいポイントで少し「なんだかなぁ」となる部分もありますが、ストーリーとしてはとてもいいと思います。ドッキリ番組を企画する人はこれをみて悔い改めてほしいですね。

総評。ぶっちゃけ5分くらいの話で終わることを、しっかり1時間20分で語ってるという感じです。「いやこれはおかしいんじゃ…」と思う部分がそこそこでてきますが、ストーリーに障害をもたらすほどのおかしさではないので全然許せます。中盤のインパクトが足りないので、何か作業しながらみるのがいいかもしれません。序盤・終盤はいい映画でした。お子さんがある程度大きければ、家族で見るのはありな映画だと思います。

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