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BG1, ラサードと主人公の会話、月問答

<ラサードは光を追求するサンソウルの宗門のモンク。宗門は太陽神ラサンダー、月の女神セルーネイ、美と愛の女神スーニーを奉じる3派に分かれるが、ラサードは月の女神を奉じる宗派に属する>

ラサード
「あなたは水面に反射する月の光に見惚れて足を止めたことがありますか?」
主人公
「もちろんよ。とても美しいわね」
ラサード
「たしかに美しいですが、いろいろな考えを啓発してもくれます」
「我々が見ている月の光とは、そもそも太陽から発したものです。それが月に、そして月から水面に反射して我々に届いているわけです」
主人公
「あなたは全てが繋がり合っていると言いたいのね」*
ラサード
「あなたなら理解してくれると思っていました。光は最終的に我々みなを繋ぎ合わせるものなのです」
「スーニーを奉じるモンクに言わせると、太陽は月にキスを送り、月はまた下界の我々にキスを送るのだそうです。この点に関しては、我々の教団も同意しています。他者によって我々が反射する光こそ、もっとも好ましい光なのです」
主人公
「あなた自身が発する光はどうなの?」
ラサード
「私はサン・ソウルのモンクの教義に従って生きるよう努めています。私の内なる光が闇の中の真実を明らかにし、救いを必要としている者の手助けとなり、そして権威に対して従順であるよう祈っています」
主人公
「尊敬に値するわね。私からはどんな光が発してるように見える?」
ラサード
「あなたの内なる光ですか?正直に言いますと、私はそれについてずっと考えていて、私は、そのー」
主人公
「なあに?」
ラサード
「あなたは魅力的で、あらゆる人をあなたのそばに惹きつけます」
主人公
「ありがと、ラサード。あなただってそんなに悪くないわよ」
ラサード
「私がーあのーありがとうございます、<主人公>。あなたにそう言ってもらうのは特別です…あなたはまた私をからかっているのでしょう?」
主人公
「私はあなたが好きなだけよ、ラサード」
ラサード
「あなたが私を好きですって?私が祝福されているというさらなる理由のひとつになります、あなたのような人と知り合えたというのは」


*このセリフは知性(WIS)の値が低いキャラの時は選択肢に出ないもよう。この主人公はパラディンでWIS13だが、WIS10のファイターの主人公では出なかった。出ても出なくても別に差し障りはないが、こうしてちょっとずつ変化をつけて、何回遊んでも飽きんように工夫してるのだろう。芸が細かいですな…

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