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見積もりから失敗まで: WEB制作副業での苦い教訓

序章:副業への興奮と初めての挑戦

IT企業に勤めているれおんです。昨年から自分のスキルを生かして、収入を得るためWEB制作の副業を始めました。

会社員として働く傍らで新たな可能性を探すために、副業は最適な選択肢だと思いました。

しかし、私の初めての案件は、予想外の困難を伴いました。

ミス1:見積りを適切に行わなかった結果

初めての案件は、細かな見積りもせず、ただ「時間がないからお願いしたい」という依頼者の言葉を信じて受けたものでした。

具体的な内容や工数をしっかり把握せず、契約を結んでしまいました。案件を受注できた私は「やっと案件取れた!」と喜んでいました。しかし、これが後に大きな問題となります。

ミス2:労働時間の見誤りと体調管理の重要性

期間が短かったため、私は寝る時間も削ってプロジェクトに没頭しました。結果的に私の体調を崩し、さらに開発のペースが落ちてしまいました。これは、労働時間の見積もりと体調管理の重要性を痛感させられた出来事でした。

ミス3:仕様共有の漏れと依頼者とのコミュニケーション

最終的に、私は依頼者との仕様の共有を怠り、依頼者の要望を完全に取り込むことができませんでした。

「これも実装して下さい」
「これじゃダメです」
「このページも作って下さい」

どんどん要望が増え、寝ずに対応してきた私はだんだんと精神的にも追い込まれてしまいました。

このことで、細部までチェックし、依頼者と定期的にコミュニケーションを取ることの重要性を学びました。

ミス4:報酬未収入とリスク管理の重要性

そして最悪なことに、40時間以上働いたにも関わらず、納期を遅らせてしまい、結局、報酬を全く得ることができませんでした。

初めての案件、始めての失敗。自信があった私のプライドは崩れ去り、数日間落ち込んでしまいました。

これは、リスク管理と明確な契約の重要性を身をもって教えられた瞬間でした。

総括:失敗から学ぶべき教訓と今後の対策

この失敗から、私は見積もりの大切さ、労働時間の見極め、依頼者とのコミュニケーション、そして何より重要なリスク管理の重要性を学びました。

私はこれらの教訓を活かし、次回からは以下の対策を実行することを決意しました。

次回からの対策1:見積もりの重視と契約の明確化

まず、明確な見積りを行い、作業内容と工数、そしてそれに応じた報酬を依頼者としっかりと合意することから始めます。

これにより、期待と現実のギャップを最小限に抑え、不必要なトラブルを防ぐことができます。

次回からの対策2:健康管理とリアルなスケジューリング

体調を崩してしまうと、作業効率は著しく落ち、結果として納期遅れや品質低下につながります。

これを防ぐためには、適切な休息時間の確保と、現実的なスケジュール設定が必要です。

また、バッファを設けることも大切です。
案件だけでなく、プライベートで緊急事態が発生した際に対応できなくなってしまいます。

次回からの対策3:仕様の確認と定期的な進捗報告

細部までの仕様を依頼者と共有し、それを文書化することで、後から「そうではなかった」という誤解を防ぎます。

また、定期的に依頼者へ進捗を報告し、早期に問題点を共有することで、期待外れの結果を避けられます。

次回からの対策4:契約に基づいた報酬保証

最後に、報酬の未収入を防ぐためには、契約書に報酬の支払い条件を明確に記載し、それを依頼者と共有することが必要です。これにより、仕事の対価を確実に受け取ることができます。

以上、私の失敗体験と学びをお伝えしました。副業という新しい挑戦は、失敗も含めて自分自身を成長させる貴重な経験です。これからも私の経験が皆様の参考になれば幸いです。


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