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大事すぎて開けられないプレゼント 平塚八幡宮の寺子屋

12月19日は今年最後の八幡宮の寺子屋でした。

今日はPwCの方々が来てくださったのですが、ちゃんとした人が来てくれたからか、今日は子どもたちは勉強モード。
高校生たちは最後まで黙々と勉強し、小学生たちは計算問題や漢字クイズ、認知トレーニング、食育問題などを頑張りました。
最後の20分は皆で境内をお散歩&鬼ごっこ。
PwCの皆さんには子どもたちと一緒に勉強したり、ゲームをしたり、境内で鬼ごっこをして過ごしていただきました。
初めて来た子もいつの間にか混じって一緒に遊んでいました。最後は「仲良しになれたね」「また会おうね」とお互いにハイタッチ。
私たち大人にできないことを子どもたちが担ってくれているなと感じますし、この皆で作る場が皆を支えてくれていると感じます。

寺子屋を卒業した高校生が大学合格の報告に来てくれました。
将来は発展途上国の支援をしたいとのこと。
勉強は大嫌いだったけど、夢に向かって進んでいると伝えに来てくれてとても嬉しかったです。
「こどもたちには足し算しか教えられないかも」と言っていましたが、彼女が生きていることが皆の希望になると感じます。嬉しいなあ。

今日はクリスマス目前なので、
更生保護女性会の方々から袋詰めのお菓子を、
山下さんからはチョコレートをサンドしたクッキー、
岩崎先生からはフリーズドライの雑炊のプレゼントがありました。


そして斎藤さんとご親族の方からは手作りのカップケーキとアイシングクッキーのご寄付を頂きました。

斎藤さんは例年学習支援や子ども食堂のこどもたちに特大のフルーツケーキを作ってプレゼントしてくださっています。

豪華なフルーツケーキ!ケーキが届くと子どもたちから歓声が上がります。

いつもはお菓子の袋をすぐに開けて食べる子どもたちですが、ひとりひとりとっても素敵なお家を貰ったことに感動し、大事過ぎて開けることができませんでした。
お家の窓から中をのぞいてみて、机の上に飾っていました。
思いがこもった素敵な宝物が入っていることが伝わったのだと思います。
開けてみてと伝えたのですが、お家で大事に開けたいとのこと。
妹や弟にもあげたい…!と言っていました。
箱を開ける瞬間も大事にしたいと思えるような機会はなかなかありません。すごく素敵な時間と体験を頂きました。

更生保護女性会の皆さんからは運営資金や文房具、辞書、認知トレーニングの教材などのご寄付を頂いているほか、子どもたちに直接声をかけて繋がって下さっています。
また、私たちの運営する金目の寺子屋や、市内の他の学習支援団体等、平塚市内の学習支援活動全般を支えてくださっています。

今日も地域のお母さんたちがカレーを作って下さいました。
お母さんたちは、更生保護女性会、少年補導員、民生委員児童委員協議会の方々で長年地域の子どもたちを見守ってきてくださった皆さんです。

やまゆり生協様からは立派な赤かぶを沢山ご寄付いただきまして、お母さんたちが甘酢漬けを作って下さいました。とっても美味しい!と好評でお家にお持ち帰りした子もいました。

本日も平塚八幡宮様に参集殿の会議室と調理室をお借りして運営しました。

今年も本当に沢山の方から想いを寄せていただき、ご支援を得て開催することができました。
心より感謝申し上げます。
来年もどうぞ引き続きよろしくお願い致します。

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