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寂しい気持ち

 1週間ぶりに会う子供たち。成長期の娘はさらに大きくずっしりして見えたし、息子は髪が伸びて関西弁混じりの話し方になっていた(旦那の実家の大阪に行っていたので)。でも、何にも変わらないいつもの2人で、普通に「おはよー」ってテンションだった。もっと感動の再会を期待していたんだけどね。

 本当は、夏休みの宿題を今日終わらせて、夜は家族で打ち上げしようって話だった。どんな旅だったのか聞きたかったし、畑の野菜を消化してもらわないとならないし。でも、旦那が他の家族に誘われて今日明日で海にキャンプに行くということになったらしい。私は明日仕事だから参加できないな。

 そりゃあ子供達も海の方が楽しいさ。その方がいいに決まってる。私はじゃあお留守番だね。なんか寂しい・・・。実は私、結構楽しみにしていたんだ。子供たちに会うのも、家族でご飯するのも。

 学校行けなくなった時息子は毎日こんな気持ちだったのかな。みんなには行く場所があるのに自分にはない。

 「僕なんていない方がいいんだ。」とか
 「死んでしまいたい。」とか

 なんでそんなこと言うんだろうって思っていたけど、今わかった。取り残された時の悲しい気持ち。行き場のない気持ち。誰にもわかってもらえない気持ち。そんな時、消えてしまいたいと思うんだ。

 側にいなくても、あなたは大切な人。一緒にいれないけど、あなたのことをいつも想っているよ。そんな言葉が必要だと思った。

 いっぱい取り戻して欲しい。孤独だった日々を楽しい思い出に塗り替えて欲しい。あなたはたくさんの人に必要とされているんだよ。

 だから「死にたい」なんて言わないで。

 

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