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くるり『コトコトことでん』次元にまたがる音楽の鉄旅

2020年のクリスマスに発売したくるりのシングル『コトコトことでん』。

「ことでん」が愛称の高松琴平電気鉄道(香川県)が歌の主題。私は未訪の土地なのだけど、歌が連れて行ってくれる情景からどんな場所なのか想像。

プログラミングの電子音風がかわいい。間奏はまるでクラシック音楽。特定できないが名曲のメロディが潜んでいそう。何かの暗示や意図をたっぷり込めて作曲しているのか。なんだろな。知識がないのだけど私が想起するのはヘンデルのオペラのアリア『Ombra mai fu』。ほか、いろんな古典のメロディがドリップされてる感じ(勘違い?)。

『コトコトことでん』は2018年3月21日から瓦町駅の発車メロディになっていて、さらに遡ると2011年の開業100周年時に記念の催しとして仏生山工場でライブ演奏されたことがあるそう。だから、すでに10年近い時を越えて今に届いている曲。

さらに28日、架空の鉄道会社「プラレール鉄道」のテーマソング『プラプラプラレール』が映像とともにYouTubeで公開。タイトルから匂う近作『コトコトことでん』の影。
察しの通り、『コトコトことでん』をベースに作られたオリジナル曲。歌詞やキーやメロディも変化していて曲調や歌の表情も元気いっぱい、楽しく快活な味付け。

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