次へのステップ アップダウン奏法
前回のレッスンの最後に、次回のレッスンまでにYouTubeでも検索してアップダウン奏法をやってきてみてください、と先生は言いました。
愚直に色んな人のYouTubeを片っ端から見てみましたが、色々過ぎて落ち着かない。
手の使い方をとにかく真似しろ、という人もいれば、骨の付き方がこうだからと骨格から説明する人や、ドイツ式だとかフランス式だとか仰る方もありーの…!
つまり、めちゃくちゃ奥が深いって事じゃないですか!!!
その昔10年以上もそれなりにテニスをやってきたり、下手くそながらも15年位馬術に関わったりしてきた身からすると、最初にとんでもなく間違うと相当痛い目に遭うな、ということは分かるわけで。
そりゃもうやってきてと言われちゃったからやりましたが、きっと根本から直されそうだなと思ってたら。
案の定、全然ダメだった!
今回のレッスンは曲は一切やらずにとにかくアップダウン奏法の基本から徹底的にやりました。
4分音符を大切にするということを徹底的にやりました。
先生のお手本を見て、イメージトレーニングを繰り返し繰り返しやりました。
うーん、難しい。
実際に叩いてみるとすでに変なクセが付いている。
ダウン奏法+アップ奏法の順番でやっていく。
そのダウンの際に打面を捉える時にグリップ握れてない(汗)
つぎの準備が早すぎて握るのを飛ばしてる。
こういう細かいところをひとつひとつ。
考えすぎるともうだめだし、素振りが必要だなあ。こりゃ。
無駄に疲れることなく、キレの良い大きな音が出せるようになりますよ。
大丈夫、〇〇さんは大丈夫、出来るようになりますから。
あー、先生の大丈夫が始まった。
でもそう言われると出来る気がするから不思議。
車の中で素振りをしつつ、映画館へ移動。
3月15日封切りの映画「COUNT ME IN 魂のリズム」をやっと観に行く事ができました!なんと、明日で終了。
もっと早く、出来れば渋谷で、観た後SNSに投稿すると一名にドラムセットが当たる!っていう企画やってる間に観たかったけど、何しろ休みという休みは全て発表会の練習に当ててたから行けず…。
今回は地方巡業期間だし、もっと観る人は少ないかと思ったら案外多かった。
観客層として、明らかに音楽やってるでしょ?って感じの人は3分の1くらいかなぁ。
映画っていうかほとんどドキュメンタリーで、現在も現役で活躍するドラマー達がどんな風にドラムにハマり、熱中し、独自のスタイルに到達していったかなどを、当時の映像と合わせて色々なドラマーに語らせる形式。
数人のパワフルな女性ドラマーの語りが印象的でかっこいい。
でも専門的な言葉も多くて、ドラム知らない人もしくはバンド知らない人が観てもわからない部分多いんじゃないかなあ、とか杞憂だよね。
音楽好きな人、もしくは出てるドラマーの所属していたグループ好きだった人なら雰囲気だけでも十分楽しめる。このドラマー達がどれだけドラムにハマったかは一目瞭然だもんね。
それにしても誰もが最初からドラムを持っていたわけじゃなく、キッチンの音が鳴るもの総動員で叩きまくった過去を持っていたり、やっと買ってもらったおもちゃのドラムを一日で叩き壊したりしてる〜〜〜っ!!
私もドラム・セットを持っていないからもっぱらドラムパッドとかクッションとか、仕事の休憩時間には車の中で後ろのシートを倒して、前のシートの背もたれをシンバルの代わりに練習してるしww
おもちゃのドラム・セットで音の確認したりww同じだ〜〜〜ははは!
スピッツの崎山さんが対談なんかで語ってる話として、ドラマー飲み会なんかでドラマー同士って結構仲がいいとか話をしていたけど、この映画の中でも、ドラマーのコミュニティの話がされてて、みんな良い人ばっかりだって言っていた。
スピッツの草野さん言ってたけど、ギターとか、ましてボーカルはそういう横の繋がりみたいのはないらしい。
ドラムという特殊な打楽器ならではの、職人気質の「いい人たち」の、その中でも最高のドラマー達のセッションのシーンは圧巻で、なんていうか身体の芯から湧き上がるものを表現してる、表現せずにはいられないってビシビシ伝わってきた。
思わず右足バスドラ踏んでた(笑笑)
ああやっぱり基礎練習ちゃんとやろう!!アップダウン奏法やろう!
そう心に誓わせてしまうかっこいい女性ドラマー達の姿がありました!
ドラムってすごいな。
やっぱ沼だわ。うーん。