ホステル開業ブームを煽る宿不足情報はほんとうか!?
新聞、雑誌、テレビ、インターネット・・・・
いま、あらゆるメディアで「宿泊施設不足」が喧伝されてます。
宿が足りない足りない!
既存の施設の稼働率は80%越えだ90%越えだっ!
もう施設が建ちゃあ人が入るイメージで語られています。
そして稼げるビジネスに乗り遅れるなと言わんばかりに、宿泊施設開業を目論む人が後を絶ちません。
ここ最近、ホステル・ゲストハウスや民泊開業を希望する方から相談をされることも多いです。
でもねえ、、、
いま、業界のただ中にいる人間として思います。
埋まんないよ、ベッド! なんにもしないで埋まる訳ないですよ!みなさん。そして、想像より儲かんないですよ!みなさん。
ウチのホステルもこの半年色々と試行錯誤してようやくオフシーズン、レギュラーシーズンいかに8割稼働に乗せていくかというノウハウが蓄積されてきました。ぬれ手に粟な商売では決してないです。
。。。
ボクはこの宿泊施設不足だ、ビジネスチャンスだ、というのって国がメディアに働きかけて意図的に流してるんじゃないの?とすら思います。
別にインバウンドに限らず、ファッションでもごはん屋さんでも、メディアが騒ぐ段階で流行りものは終わってるでしょう。宿泊施設に関して言えば、今から開業の準備を始めると実際のオープンはどんなけ早くても1年後。よほど軸がしっかりしていないと今から参入しても競争に勝てないと思います。
面白いビジネスであることは間違いないですけどね。
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