5月ですね (活動報告 #11)

 Jimmyのnoteの順序について、秩序は乱れに乱れ、次は誰の番だ、いっそ巧い奴なら誰でもいいじゃないか、巧いと言ったらお前だろ、やんややんや、そういうお前が書け、相分かった致し方なし丁度よく本日はホリデイを取得しているわたしが引き受けて候。という具合にしゅっと落ち着きまして、里緒です。皆さんいかがお過ごしですか。部屋に花など飾って明朗快活にやっていますか。

 わたしは花が好きで、現在はクラスペディアと薔薇と無数のドライフラワーを可愛がっておりますけれども、花は枯れるのが嫌ですね。枯れるから佳いということもこれ間違いないのですが、幾ら陽光のよく当たるところに置いてこまめに水を替えても埃を払ってやっても1週間やそこらで茶色く萎れてしまってごみ箱へ捨てねばならなくなるわけで、ちょっと前までかわゆいかわゆいと思って観賞していたものをごみ箱を捨てるというその行為になんとも居た堪れない気持ちになってしまうのです。などとタイピングしながら自分の面倒な性質に我ながら嘆息してしまいますが、萎れない、枯れない木彫りのティキ像や裸婦の銅像よりやっぱり花が好き。先日買ったカンパニュラなどは手入れをしてやればおそらく3~4週間は平気でもつので精神衛生的におすすめです。においもよいし沢山咲きます。

 引き受けたは良いけど、然して書くことなんて無ェよお。近況と言えばなんでしょうね。5月ですね。サービス業に従事しているものですから、ゴールデンウィーク中はひたすらに労働していました。あとはまあJimmyの活動をしたり、部屋を掃除したり、洗濯したり、キャンディーズの「ゴールデン☆ベスト」を文字通り延々と聴いて彼女たちのいじらしさと愛らしさに涙しそうになったり、稜太くんに借りた町田康の『夫婦茶碗』を読みながら上島珈琲店で蒸しパンを貪る日々です。

 怜くんと滑り込みで観に行ったトレインスポッティング2作目、(上映後の怜くんのメンタルはボロボロだったけど) とても良かったですよ。相変わらずあの碌でもない連中はやること為すこと裏目に出まくって救いようのない阿呆でしたが、前作からのファンをくすっとさせるような演出も散見され、どん詰まりでも突っ走り続ける彼らの身勝手な大胆さは本当に痛快でした。なんだかんだ前作と同じく希望の物語なので、陳腐な言葉ではありますが勇気を貰えたような気すらします。(上映後の怜くんのメンタルはボロボロだったけど)

 イギリスの、(特に不景気な) 時代が生んだ迷走する若者とそのカルチャーに関する映画や音楽が好きです。『THIS IS ENGLAND』なんかよい例ですね。あれなんかもう悪い方に悪い方に展開していくので観ていて悲しいですけど。第二次世界大戦が終わって兵士たちが家庭に戻り、近現代的な家族の形が出来て、大量生産大量消費の時代だったこともあり、1960年代のモッズって非常に快楽主義的だなあと思います。彼らはいかにファッションにおいて、音楽において、ライフスタイルにおいて階級を飛び越えてヒップ且つモダンでいられるかを重視していたけど、その後に登場したスキンズって、労働者階級が労働者階級然と在り続けることを良しとし、左翼思想を強く結びついていたようです。

 わたしは集団行動が得意だけど決して好きではないなのでイギリスの若者の「群れ」文化にあまり精神的に共感はできないのですけど、本当にこのあたりのロック史は面白いです。大学の卒業研究でロバート・ジョンソンの十字路伝説についての論文を書きましたが、もう一度大学に行く機会があるのならば是非イギリスの若者文化にフォーカスした研究をしたいとつくづく思います。

 さて、そろそろ眠たくなってきたことだし、寝巻きに着替えましょうかね。文章校正が苦手なのでいつも誤字脱字があるのだろうなと思いつつも読み返さずにアウトロダクションに入ってしまいます。

 ええと、Jimmyですが、先日申し上げた通りに基本となるセットリストも決定し練習を続けておりまして、結構形になってきているのではないかと個人的には思っています。練習どころかなんと新曲まで作り始めてしまっています。稜太ファン垂涎のギターソロが聴けますよ。昨夜スタジオで撮った写真を載せようとしたのですが、白板に書かれたコード進行と構成がばっちり写っているので遠慮しましょう。完成はまだまだ先になりそうですが、そもそもその前にライブですね。


 1年近く前の写真でも貼っておきます。

 最後の1枚はごく最近のものでした。

 ロッテの「霧の浮舟」というマブいネーミングのチョコレートにハマっているわたしこと里緒でした。またね。

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