5/29 ドル円140円、日経平均31500突破
あいさつ
兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資4年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕
ファンダメンタルズ
金曜日の値動き
米株指数↗️米金利➡️ドル➡️円↘️ユーロ➡️
ポンド↗️豪ドル↗️ニュージー↘️カナダ↗️原油↗️
株式市場:債務上限問題の懸念があるなか、交渉が合意に至るとの見方から株式が上昇したほか、前日に続いてAI株の上昇も続きました。テック企業の株が上昇した事により、NASDAQは2.7%上昇し14000ポイントを大きくブレイクしています。債務上限に関してはマッカーシー下院議員が[進展はあったと思う]と発言した事が前向きに捉えられました。
国債市場:要人発言や経済指標で2年債利回り(金利)は11連騰し4.5%台に乗せ、6月か7月のFOMCで利上げする事が折り込まれています。今月のFOMC後に金利の据え置き確率が90%でしたが、0.25%利上げする確率が1番高くなっています。9月からの利下げ予想は変わっていませんが、インフレ基調が続けば年内の利下げも難しくなってきます。
為替市場:ドルは久々に下げていましたが、経済指標によって大きく回復しました。結果的には始値とほぼ変わらない水準で終わり、ドルストレートはまちまちになっています。ただ、金曜日は円が売られたのでクロス円は全て上昇し、ドル円は140.60で引けています。ポンド円は年初来高値の更新が続いており、173.50水準まで上昇しました。
原油市場:債務上限交渉で進展があったとの見方が広がり反発しています。原油市場ではOPECとOPECプラスによる追加減産が行われるかに注目が集まっており、6月4日の会合で方向性が出るのか見極めたい所です。
PCEデフレーター
金曜日に発表された個人消費支出はインフレと消費者の支出が加速している事を示しました。1年前のピークに比べれば鈍感しているものの、いち早くインフレを鎮火させたいFRBメンバーにとっては、追加利上げをする根拠が一つ増える事になりました。結果は以下のとおりです。
総合 前回4.2% 予想4.3% 結果4.4%
コア 前回4.6% 予想4.6% 結果4.7%
結果を受けて、マーケットの反応はドル高、金利高、株安になりました。ただ、株の場合はNYタイムに入ってから上昇が続き、PCEで下げた分はすぐに回復しています。
今回の発表では消費者からの需要は底堅く、価格上昇圧力は強い状況が示されています。パウエル議長はインフレ指標に重きを置いているため、利上げの確率が上がったんだと思います。ただ、確率が上がっているのにも関わらず株式市場の強さが目立っているので、今週は調整が入るかもしれません。
要人発言
・FRBメスター総裁(投票権なし)は[PCEを見る限り進展に遅れがでている。昨年に比べて減速はしているが、今でも5%以上の政策金利を支持しているし、もう少し引き締めなければならないかもと考えている]などを発言し、タカ派である事を改めて示しました。
トレードプランUSD/JPY
保有中ポジション→なし
週足
140円をブレイクし大陽線で確定しています。雲の中で推移していますが、3連騰になっているのとBBがエクスパンションしているのでかなり強い事が分かります。去年のドル高トレンドを作った時に引けるフィボナッチをブレイクしかけているので、逆張りは禁物です。金曜日の値動きとして、海外投資家が日経平均を買い、円のヘッジ売でドル円が上昇しました。また日経平均も31500円を付けています。今の地合いは日経平均の買い圧力が弱まるかインフレ鈍化を示す指標が出ない限りは、上がり続けると思っています。ドル円のポジション量を見ても、もう一段上げてもおかしくありません。
日足
安値と高値を切り上げて上昇し、勢いが強いのでBBはエクスパンションしています。去年付けた高値(151.94)から年初来安値(127.21)にかけて引けるフィボナッチの半値はあっさりブレイクして、先週はR2に到達して引けました。次のターゲットは142円前半ですが、日銀による口先介入には注意が必要です。
4時間足
BBはエクスパンション、SMAはパーフェクトオーダー、MACDはデッドクロスを否定し強い上昇が続いています。4時間足のトレンドラインにのって上昇が続いていますが、トレンドラインのすぐ下に10、20SMAが控えているので、2本のSMAを抜くまでは上目線継続です。エリオット波動的に言えば、上昇の3波目なので来週もこの勢いは続くかもしれません。
※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色
ひとこと
先週は日経平均が31500を付けるほど円安が進みました。途中でも書きましたが、為替介入の警戒水準では無く、口先介入はあってもおかしく無い水準なので、日銀の要人発言にはチェックが必要です。他には月末である事を忘れずにいきたいと思います。
今日はアメリカやイギリスがお休みなので、明日の投稿はお休みさせて頂きます。
今日の注目指標
特になし
それではまた明後日(^∇^)
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