1/11 パウエル議長の発言、CPIが焦点か

あいさつ

投資初心者のBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資もブログも初心者で間違えている投稿や考え方が多々あると思います。お許し下さい。そんな時は是非コメントで教えて下さい!


ファンダメンタルズ

・昨日の値動き
米国株式↗︎、米国金利↗︎、ドル→、円→、豪ドル→
全体的に小動きで株が上昇しているのでリスクオンでしたが、金利も上昇しているので相関は取れていません。昨日はパウエル議長の発言があり
内容は(FRBとしての機能は問題ない、金融はより実質的に回復力がある、最近は金利を上げる為に利上げツールを使用した)と政策金利についての直接的なコメントは無かった。事前にタカ派発言があると予想していた市場参加者も居たので株は反発し金利は低下しています。他にもカシュカリ総裁とボウマン総裁が発言しており、カシュカリ総裁は市場の利下げ折り込みについて(チキンゲームの敗者になる)と発言。つまり利下げを考えるにはまだ早いという事。ボウマン総裁は(やるべき仕事はまだある、さらなる利上げが必要)と両総裁共にタカ派発言。これだけFRBメンバーがタカ派発言をしているとパウエル議長が、タカ派の発言をしたら市場は混乱するとみて、金融政策に直接的な発言は無かったと思います。

・焦点はCPIか
今週の木曜日に発表されるCPIは市場予想6.5%になっています。コアも5.7%でどちらも前回より低下予想になっていますが、予想以上に鈍化する可能性が高いと指摘されています。利上げの効果が出てきてインフレが低下しているのは事実ですが、依然として高い水準にあるのも事実です。
次回のFOMCで更なる利上げが予想されており25bp上昇で450-475bpへ持って行くと思われます。ここ最近のFRBメンバーの発言を聞いてるとターミナルレートは500bpを上回り維持する事が考えられます。しかし市場予想のターミナルレートは、475-500bpなのでどこかでサプライズがあるかもしれません。インフレ率2%に向けて急ぐFRBの対応がどんな形で市場に影響するのか、それらを踏まえた上でCPIの数値は大事になってきます。

・原油
乱高下していましたが、最終的には小幅に上昇しています。特に大きなファンダメンタルズがあった訳ではありませんが、長引く供給問題の改善に向けて相場底打ちの可能性があると示唆されています。テクニカル面はBBもスクイーズに向かっていますし、値動きが安定して来ているので、トレンドが生まれる事なくレンジ入りする可能性が高いです。


注目したい通貨ペア分析→EUR/USD

・週足:BBスクイーズ。RSIとMACDは上向きで上昇が強い。月足のトレンドラインを上にブレイクするには材料が必要。CPIでサプライズが起きれば上抜く可能性がある。

・日足:実態が小さく確定しイベント前なので方向感が出づらい。BBはエクスパンションを継続している。MACDがゴールデンクロスしきれて上抜いたら面白くなりそうです。

・4時間足:値動きがないのでBBはスクイーズ。20SMAまで落ちて押し目を狙って行きたいがCPIの結果が出てからで間に合うので今は待機。


ひとこと

・昨日はパウエル議長の発言で大きく動くと思いましたが、動きませんでした。明日がCPIで今日は特にイベントもありませんので、今日も小動きになると思います。
それではまた明日(^∇^)

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