布団

寝るのがしんどい

早く寝たいのに寝る準備ができない
あと髪の毛乾かして歯磨くだけなの　　

ぐるぐる頭の中が考えることでいっぱい
おセンチなことばっかり考えちゃうんだよ

そのうち体が動かなくなって布団にぺったり吸い付く
いっそのこと布団になってしまいたい

羽毛の掛け布団に生まれ変わって
ふわふわ夢か現実か分からないところで
生きてるか死んでるか分からないものとしてそこにいるのだ

生花のようなセミの抜け殻のような

わたしはアイボリー色の羽毛

唯一無二の

バンビ