Banb Studio

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最近の記事

PC入門者に覚えて欲しいこと

パソコン入門のゴール筆者は、以前とある私立大学で情報処理という科目の非常勤講師をしていた。講義の内容はパソコンの使い方を教えるというものだった。意外に今の学生もパソコンは使えないものが多いので驚いた記憶があるが、その当時考えていたパソコン入門者の一応の目安を記しておきたい。 それは、ファイルのコピー、移動、削除、名称の変更など、ファイルの操作ができること。キーボードを使って文章を不自由なく入力できること。 ただし、ここに至るまでに覚えて欲しいことを含めると更に増える。纏め

    • LaTex での図表番号 on iPad/A-Shell

      図表番号の作成と参照図表番号だけでなく、数式番号などもLaTexでは自動生成/参照する機能が存在する。何だか、以前の記事では標準ではできないとか書いた気がするが、そうでもない。と、いうことで図表番号などの自動作成と参照について気が付いたことをまとめておく。 LaTexで図表番号を自動作成する基本的に、LaTexで図表番号を自動作成する場合には、\figure環境というのを使う必要がある。また、参照時のポインタとして\labelを付加する必要がある。 つまり、 \inclu

      • A-Shell on iPad でC言語プログラミング

        iOS環境上で、UnixライクなCUI環境を提供してくれるA-Shellアプリでは、Cコンパイラも提供されている。ただし、一般にCコンパイラとして知られているccやgccなどとは異なり、clangコマンドがCコンパイラとなっている。 Cコンパイラはclang使い方は、ソースコードがhello.cファイルだとすると、 $> clang hello.c などとすれば、実行可能ファイルa.outを出力してくれるので、a.outと打ち込んでenterキーを押せば $> a.o

        • Git on iPad/A-Shell

          1.Gitは使えるかiPad上にUnixライクなコマンドライン環境を提供してくれるアプリA-Shellだが、それっぽい環境を提供してくれるだけで、必ずしも完全なUnix環境という訳ではない。色々な制限はあるのだが、それでも便利に利用できることには変わりがない。 それで、Gitが使えるらしいという情報がネット上にちらほら上がっていたので、少々試してみた。 何だか、curlだかのコマンドでインストールできるような記事が公開されているが、これは、うまくいかない。 A-Shel

        PC入門者に覚えて欲しいこと

          Latexを使うわけ/使わないわけ

          今時、パソコンなりで文書を作成するといえば、Microsoft Officeなりを使うのが一般的と思う。出版関係だと、Adobe InDesignとか使うのだろうか。筆者は仕事の関係でMacintoshとQuakXPressという環境をしばらく使っていた(じじぃである)。イラストや画像の作成は長くなるので、ここでは触れない。 筆者だって、普段はWordとExcelを使っている。普通に仕事でパソコンを使っていれば、外部から受け取る文書ファイルはMicrosoft Office

          Latexを使うわけ/使わないわけ

          A-Shell on iPadで日本語LaTex

          iPad(iOSというべきか)上でUnixライクなコマンドライン環境が使えるA-Shellというアプリを見つけて色々使っている。 LaTexが使えるということで、色々と試したのだが、日本語の利用方法が分らず、しばらく悪戦苦闘した。忘備録的に残しておく。 YouTubeには、A-Shellのコマンドライン環境でpdflatexコマンドを利用してLaTexを利用する様子を見せてくれる動画が上がっている。 それで、動画のようにやってみると、英文の文書の作成は問題なくできる。しかし、

          A-Shell on iPadで日本語LaTex