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オンラインクレーンゲームという名の荒野~ハイエナたちは電脳空間を目指す~

【緊急無料化】
2018/08/09現在、状況が一変したので、加筆無料化します。

【追記あり】セガキャッチャーオンラインについて
2019/01/12現在、加筆します。

かつて、クレーンゲーマーは、オンラインクレーンゲームには見向きもしなかった。
アームの動きが操作と同期しない。思ったところで止まらない・暴走する・動かない。
計画的に動かしてきて、詰めの段階で接続が切れる。

このプレイ環境下では、得をするのはハイエナだけである。
他人のプレイ状況が佳境に入ると順番待ちの予約を入れる。
もし、接続切れが出たらラッキー。
ワンプレイ分で景品が手に入る。

その多くは転売ヤーである。

だから、
ガチのクレーンゲーマーはリアル店舗、
転売目的のハイエナはオンクレで虎視眈々とチャンスを狙う、
と、棲み分けができていた。

それが、今年に入って急変している。
ガチのクレーンゲーマーが、「リアルゲーセンはもちろんだが、オンクレもありじゃね?」
と、変化してきているのである。

おそらくは、いわゆる大手公式、セガ・タイトー・バンダイナムコのオンクレ参入の影響が大きいと思われた。
だが筆者が非公式に聞き取り調査したところ、オンクレは、公式参入で目立った変化はなかったという。
オンクレ業界は、雨後の筍のように新サイトが現れ、消えていく。栄枯盛衰。
その、一連の動きと変わらなかったという。

ただし、ユーザーという少ないパイの奪い合いであることは、常に変わらないので、
どこのオンクレも、いかにユーザーを繋ぎ止めるかに必死である。

その間、リアルゲーセンは、どんな経営努力をしてきた?
筆者には、無策のように思えてならない。

「オンクレにはない、人とのつながりを重視したサービス」

その理念の上に胡坐をかいてはいまいか。

実は、オンクレもユーザーとのコミュニケーションを図りつつある。
今回は、そんな点も含めて、三つのオンラインクレーンサイトを取り上げてみたい。
断っておくが、オンクレ全てをチェックするのは協力者がいても無理である。
この文章が出た時点ですでに改良が加えられている可能性は否定できない。

「トレバ」~俺の屍を越えてゆけ~

徹底して、アシストをしない。たとえどんなに沼っても。
試しにやってみる人が少しずつ少しずつアーム圧を加えることによって、ハマり台のハマり景品が突然獲得できることがある。それまではぼろ儲け。
稀に、設定ミスで、一発取りができることがある。ハイエナたちが群がって、その景品はあっという間に食い尽くされる。
アシストなしの景品補充のみだから、人件費は相当削られていると思われる。
ユーザーを繋ぎ止める戦略は、「ゲームチケット」と「サービス台」。
ワンゲーム無料のチケットを出したり、取りやすい設定の台を稼働させたりするのである。
が。
「サービス台」必ずしも安易ならず。また、普段より一回分の料金が高かったりする。

「トレゾー」~嫌われ松子の一生~

こんなに賛否両論なサイトも珍しい。
嫌う人は徹底して嫌う。
原則としてオール「確率機」、運次第である。アシストは少ないが皆無ではない。
確率機だから、平均すると結局普通のリアルゲーセンと同じような額になる。
ラッキーもあれば、沼もある。
だから、値段での損得を気にする人には向かない。たこ焼き器以外のハイエナは無理。
ネット通販での購入とどちらが安いか、というレベルでのプレイを楽しむ人向け。
ネットは、高騰することがあるしなぁ。
ユーザーとのコミュニケーションは「お問い合わせ」。返信がかなり丁寧である。
特筆すべきは、「予約品」の存在。リリース前に取り置くことが可能。

「セガ」~BORUTO  -NARUTO NEXT GENERATIONS-~

新世代が来たな。
画面に「アシストします」の札を出す、こんな簡単なことをなぜ誰も気づかなかったのだろう。
システム設計は数多のオンクレと変わらない。アーム誤動作率はネッチなどと比べたらかなり低い。
だが、稼働台数が少ないらしく、巡回の人数が足りていると伺え、ハマり台に沼ってるユーザーには「アシストします」の札を提示して、一発で取れるよう置きなおす。
なので、ハイエナが出る幕が少ない。皆無ではないが。
ユーザーとのコミュニケーション「お問い合わせ」も丁寧。
特筆すべきは、セガ限定プライズがかなり魅力的なこと!
キャンペーン期間中に課金すれば、およそ500円で一つ、販促品がもらえること!景品が取れなくても必ずもらえる。
ただし、景品は市場に出回ったあとにリリースされることが多い。取り損ねたプライズ品をゲットできるラストチャンス。
余談だが、クレーンゲーマーとしては、「アシストします」札が出されるのは屈辱、「アシストが早すぎる」というクレームがあることもある。
【緊急追記】
2018/08/09現在、ネ申アシストは期待できません!ほとんど回ってこないし、アシストされるとしてもかなりハマり台につぎ込んだ後と思われます。
筆者が試してみましたが、今までならアシストが入る金額を超え、景品がハマっていても、アシストはなく、自力で取りました。
全体的にプレイ単価が上がっています。
台によっては、何が置いてあるかわからないものもありました。
たこ焼き台が獲得のあと長く放置されていたという情報も得ています。
現在、プレイするのは得策ではありません。
東京移転の弊害と考えています。
購入してくださった方には申し訳ございません。情報の早さを価値としてください。ご購入時点では、ここは良かったんです。
【追記終わり】

【追記2019/01/12】
ともかく梱包配送が酷い。
2018/11/28に、獲得景品の半分しか送ってこなかったことに端を発して、
こじれにこじれてクレーマー扱いされました。
相手(セガキャッチャーオンライン)側が私を垢バンするそうなので、
粛々と待っているところです。

以上、注目三サイトであった。
公式で、タイトーととるモ(バンダイナムコ)が出たが、筆者の見解では爆死。
アームの誤動作を、前後左右に動かせる筐体にすることによって克服したが、

タイトー:アーム、やる気だせ。
とるモ:プレイ単価高杉くん。(ただしメーカーだからプライズ品リリースは最速)

他はなぁ…ハイエナ狙いで時間つぶすにはいいんじゃない?

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