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オフィス・コタツと尻の耐久性

火曜日から在宅勤務になっている。2年前の休職で「在宅」は極めた。そこで「勤務」することなんて朝飯前だ。

通勤時間が片道100分の身からすると、僕が会社にいくことはデメリットしか生まれないと思っていた。いまは安堵している。
しかし「通勤時間?無いっすね ベンチャー企業よりNICEです」が会社員やってて実現する日が来るとはな。

そして、決して大きくはないオフィス・コタツで、妻とノートパソコンをひしめき合わせながら仕事をこなす日々。

1ヵ月ほど前、コタツでノートPCを使うときに目線が下がり変な姿勢になっていることに気づきPCスタンドを買っていた。
同じようにオフィス・コタツで勤務している皆さまにも、かなりおすすめできる。(アフィじゃないよ)(回し者でもないぞ)(関係者でもないし)(やんややんや)

18°の傾斜が人間工学に基づいているらしく、確かにめちゃくちゃ快適。目線の高さのほか、手にかかる負担もかなり楽になった。これなしではもう
I can't touch the keyboard.

しかしここで問題が起きた。

姿勢的には楽なのだが、腰~頭までの重さを一手に引き受ける尻。そして尻と隣人の腰。彼らが悲鳴を上げ始めたのである。
僕はギックリ腰をやった部長の顔と、ヘルニアで手術した他部署のおじさんの顔が浮かんだが、現実に意識を戻した。僕は主に尻だからセーフだ。「ギックリ尻」「尻ニアで手術」っていうのはちょっと聞いたことがない。

もう一つ気づいたことがあった。
妻とコタツのスペースを譲り合って使っているのは、1週間ならいいが、1ヵ月くらい続くのはあんまり良くなさそうだということだ。

問題点を整理しよう。

① 尻および腰の耐久性の不安
② オフィス・コタツの敷地面積不足による夫婦仲への影響

以上2点を力技で解消することにした。

折りたたみデスク導入を速やかに決定し、オーダー。

半日悩んで結構ちゃんとしたやつ。来週には届く予定だ。
寝室に移動してこのテーブルで作業してもいいし、リビングでやってもいい。
僕でも妻でも好きなところで在宅勤務できるという、在宅フリーアドレス制度だ。ヒュウ。かっこいい。ユニコーン企業。Party MakerのときのPerfume。マイクスタンドを折った後にそのまま次の曲をやるTOSHI-LOW。それくらいかっこいいしイケてる。
寝室からは山を眺めながら作業できるため、一気に人気スポットとなる可能性がある。妻に良さを伝えないように気をつけたい。

生活スタイルとしては制限がある中で、何ができるか考えながら暮らしていきたい。情報には目を通して半分以上は捨てて(無益な情報の多さはもう仕方ないと割り切る)、気になるところには寄附していく。

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