バナナ

スペイン、マドリッドに住んで今年で37年目です。得意技は関西弁訛りのスペイン語とホッケ…

バナナ

スペイン、マドリッドに住んで今年で37年目です。得意技は関西弁訛りのスペイン語とホッケー。 時々、赤十字の赤いベストを着て、市内でボランテイアしてます。

マガジン

  • 短編シリーズ

    いろんなテーマで色んな味わい。スペインのタパスをイメージして書いたものです。

  • 関西弁

  • 小説. 穴

    遠い何処かで誰かが一生懸命生きている。そんなテーマで書きました。

  • 小説 ナボ マヒコ(Nabo magico)

    1989年マドリッドの片隅で不思議な時が流れていた。ある留学生の物語

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余計なアドバイス

なあ、固形石鹸ちゃん、あんた、確かに清潔感ある。そら当たり前やな、石鹸やもの。 でも、それだけやったら、足りひんの! モテたいんやった、先ずちゃんと気遣いが出来な話しにならへんで。小そなったらミカン入れてる赤い網に入って上手に使ってもらうとか、大きいのにペタッとくっついて最後まで生き延びて、無駄を出さんとか色々あるやろ? あと、やっぱり男は何時でも前向きやないとな。あんた見てたらどっちが前かようわからんもん。それでは彼女も不安になるやろ!? ええか、せっかく、ええ香りし

    • 不確実性に向き合って正しい選択、判断が出来るようになりたいけれど、そのためには自分はどうすれば良いのかわからないと悩んでおられるそこのあなた! わたしもです!! 一緒に考えて頂けると嬉しいなあ。

      • 人間が『エネルギーを節約しましょう』と言ってる時には『なるべくエントロピーを上げないようにしましょう』と言い換えたほうが良いらしい。物理学的にはエネルギーを保存しているのだから節約もクソもないのである。

        • 戸谷友則先生(東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授) によれば、宇宙は漆黒の闇ではなくクリーム色をしているそうだ。 一体どんな味がするんだろう。 こんな暑い日の午後には うんと冷やしてソフトクリームにして食べてみたいな。

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        余計なアドバイス

        • 不確実性に向き合って正しい選択、判断が出来るようになりたいけれど、そのためには自分はどうすれば良いのかわからないと悩んでおられるそこのあなた! わたしもです!! 一緒に考えて頂けると嬉しいなあ。

        • 人間が『エネルギーを節約しましょう』と言ってる時には『なるべくエントロピーを上げないようにしましょう』と言い換えたほうが良いらしい。物理学的にはエネルギーを保存しているのだから節約もクソもないのである。

        • 戸谷友則先生(東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授) によれば、宇宙は漆黒の闇ではなくクリーム色をしているそうだ。 一体どんな味がするんだろう。 こんな暑い日の午後には うんと冷やしてソフトクリームにして食べてみたいな。

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        • 短編シリーズ
          148本
        • 関西弁
          3本
        • 小説. 穴
          3本
        • 小説 ナボ マヒコ(Nabo magico)
          25本

        記事

          元青年の主張 LLM(Large Language Models) の劣化コピーにはなりたくない!

          元青年の主張 LLM(Large Language Models) の劣化コピーにはなりたくない!

          岡田 監督 持ってるな!! 優勝 おめでとうございます!! 生きてる間に2度もこんな 感動味わえるなんて 言葉にならない!!

          岡田 監督 持ってるな!! 優勝 おめでとうございます!! 生きてる間に2度もこんな 感動味わえるなんて 言葉にならない!!

          新しい人類へジャンプ!!

          いやー、最近世の中どんどん悪いほうに行ってンのとちゃう? このままやったらアカンと思てはる人多いと思うわ。 ここらで、あたしらバーンとジャンプして 新しい人類に進化せな、未来はあらへんで!! あのな、進化上の非常に大きな謎っちゅうは、 例えば『目』ができるためにはな、まず レンズを作るために透明なたんぱく質が集合するような進化が必要になるやろ?せやけど、それだけでは光を集めるだけで、目になるためには 網膜みたいな光を感受する仕組みが 必要になってくるわけや。 そんなん

          新しい人類へジャンプ!!

          書かずにはいられない

          私も日本人のはしくれである。 えっ、生卵ご飯にかけんの!? 信じられない! などとさんざん言われても 意に介さず卵かけご飯にを食べ続けてきた 自負がある。 食品衛生法上、レストランでは生卵の提供が禁じられている、このスペインにおいては、ご禁制の品である卵かけご飯を味わうことは、背徳感も相まって その味は一層わたしを魅了してきた。 そう、私は、炊き立てのご飯に生卵を 『かけず』にはおれないこの思いを『書かず』には いられないのである。 そんな、わたしがある日突然出会ってしまった

          書かずにはいられない

          馬鹿と不安

          不安を感じないということは、馬鹿と言うことであるらしい。それは、そもそも『不安』と言うものは、生物学的に人間に与えられてしまっていることだから人は不安であることが自然なのである。 原因が何か分からない時は『不安』と言う言葉が使われ、相手がハッキリしている場合には『恐怖』と言う言葉が使われる。 不安と同居することを学ぶことが大切である。 しかし、馬鹿でいるのも悪くない。

          馬鹿と不安

          アト 秒

          10の18乗分の1秒のことを アト 秒というらしい。 わたしの場合 、あと~秒で ~するところだった。 ~出来たのに。 ~しよう。 ~してしまうのか。 の人生である。 人生は、『アト秒』の積み重ねである。 今、この『アト秒』を大切に 生きていきたい。

          ブラシ棒と伸し棒

          ぼくの名前を知ってるかい? ブラシ棒って言うんだよ。 シュッシュと擦れば、アラ不思議 どんなものでも綺麗になって 眩しいぐらいにピッカピカ あなたもわたしもピッカピカ おいらはグリグリ伸し棒だい! 泣く子も黙る伸し棒だい!! 無理矢理伸ばせばアラ不思議 どんなものでも平らになって 良くも悪くもぺったんこ あなたもわたしもぺったんこ シュラシュラ シュシュシュ ピッかピカ グリグリ グリリン ぺったんこ どちらも あなたの胸次第 あなたのこころの成せるわざ

          ブラシ棒と伸し棒

          会話快感

          皆様 いかがお過ごしでしょうか? 自分の話をしているとき 人の脳は、美味しいものを食べている時 または、現金をもらった時と同じような 快感を感じていると言われております。 そこで、皆様に気軽に会話を楽しんで頂く ことが出来ればと、この度、会話会館を 開館させて頂く運びとなりました。 入館規約 1. 口出し、反論、評価は原則禁止 2. 短く定期的にうなずくこと 3. 相手が言ったことを短くまとめて 時々会話内容をチェック 4. 手短な質問を繰り返す 上記の

          会話快感

          約束のとき

          『約束』と聞いて、あなたは何を思い出すだろうか。 果たせなかった約束。無惨にも、破られてしまった固い契り。 果たして、わたしが初めてした約束は、一体どんなものだったのだろうか。 「もう、決して嘘はつきません。」 と泣きながら母の胸にしがみついた、5歳児の口からとっさに出た、あの言葉がそうだとしたら、わたしは、この世で一番大切な人との約束を破り続けながら生きていることになる。 一体、人がこの世に生を受けてから、どれ程の数の約束をすることだろう。 そして、そのひとつひとつに大切な

          約束のとき

          スパゲテイー素麺の勧め

          今や、世界的スーパースターとなった某野球選手がパスタを塩のみで食べているということが話題となっている。 蕎麦通は、はじめに、蕎麦のみをすすりその香りを堪能するのが流儀であると言われている。 それぞれ、道を極めた方々の食べ方はきっと理にかなっているのだろう。 わたしは、スパゲテイーを素麺として味わうのを無情の悦びとしている。 太さ的には、冷や麦、いや、冷やしうどんの範疇に入るかも知れないが、私にとっては スパゲテーは、素麺でならなければならない。 スパゲテイーにとっては、これ以

          スパゲテイー素麺の勧め

          多元宇宙

          ニュートンは、時間は矢のようだと言った。 一方方向に進んではずれないから。 アインシュタインは、それに異を唱える。 「時間軸は川の流れのように 流れる速さも変化するものだ」と。 そして、量子論によれば時間の川は 分岐することでパラレルワールドを 作り出す。 私は、今、どの宇宙にいるのだろう?

          多元宇宙

          心の出汁巻き玉子

          スペイン マドリッドに住んで、もう36年に なる。 今では日本食も手軽に手に入るようになったけれど値段が気に入らない。 異国暮らしの寂しさを癒してくれるのは なんといっても生まれ故郷の、なんてこと ない家庭料理だったりする。 わたしの場合は、出汁巻き玉子。 甘い卵焼き派の人たちには、敬意を表するが わたしは、やっぱりたっぷりと出汁を含んだ ふわふわの出汁巻き玉子! 丸いフライパンにオリーブオイルを少々、 出汁でのばした卵をフライパンに流し込んでは、慎重に巻いていく。 なんとい

          心の出汁巻き玉子