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『写真の上達は行動力』と伺っております。

こんにちは。

Bana-1です。

本格的に写真を趣味にして、上達を目指してから、写真の上手な人にアドバイスを求めることが多くなりました。その中で印象に残ったアドバイスをまとめました。結論としては、写真の上達の為には、”行動力”が必要ということです。

-Case .1 上田晃司さん-

写真を初めて間もない頃、上田晃司さんのイベントに参加した際、直接お話しできる機会があったので、質問してみました。

Bana(アホ)「写真が上達するには、どうしたらいいですか?」

かなり乱暴な質問で、今考えるとゾッとします。ただ、何を質問していいかわからないくらいに初心者だったので、こんな質問になってしまいました。そんな質問にも関わらず、上田さんは下記のような回答をくれました。

上田さん「初めてなら、とにかくカメラに触って、写真を撮ってみる事が大事です。その中で、やりたい事だったり、できない事が出てくるので、それを潰していけばドンドン上手くなります」

今考えれば、「カメラに触る」なんて、当たり前のことと考えるかもしれませんが、当時「カメラの扱いは難しく、本を読み漁り、テクニックを習得しないと良い写真は撮れない」と思っていた僕は、この言葉にかなり救われました。

それ以降、下手なりに好きなスナップ写真を撮り続け、他の人の真似したり、自分のやりたい事に挑戦することで、表現の幅を増やす事が出来ました。

「とにかく手を動かす事」それを上田さんに最初に教えてもらったのは、今でも良かったと思います。

このnoteを書くにあたり上田さんについて改めて調べたところ、D7500のスペシャルムービーでも似たようなことをおっしゃていました。(1分あたりです)

「大事なことは行動力。思ったらすぐ行動」

今でも大切な心構えだと思っています。


-Case .2 写真の先輩-

僕の先輩にあるカメラ雑誌のフォトコンテストの年間大賞になった先輩がいました。カメラを始めるにあたって、その先輩にも色々相談に乗っていただいていました。

その時に先輩がしきりに言っていた言葉が、下記になります。

「質は、量からしか生まれない」

先輩も写真を上達するにあたって、かなりの枚数を重ねたとのこと。また、賞レースやコンテストで戦うには、自分の中で戦略を作り、目標(理想)に向かって、撮影を繰り返す必要があるそうです。

また、先輩曰く、写真にはラッキーパンチのように、意図せず会心作が生まれることもありますが、継続して質高い写真を撮る為には、兎に角、量が必要とのことでした。

また、「一つのテーマを追求する場合、自ずと数を重ねることになる」その為、量は絶対条件であるとのこと。1枚の写真にはそれ以上のものはないが、その背景に絶対量があれば、観る人を必ず納得させることができるとのことです。


-Case .3 澤村洋兵さん-

澤村洋兵さんのインタビュー記事「”100%の好き”を詰め込んだ写真を発信すること」を読みました。※記事はこちら

記事では、澤村さんが殆ど初心者の状態から試行錯誤を通してプロカメラマンなった過去を振り返りながら、今の自分の写真への想いが簡潔にまとめられています。

30歳から写真を始めて、毎日投稿や仲間と競い合い、試行錯誤していった様子や、好きなものを突き詰めて写真家となったその行動力に感動しました。その勢いで、下記のようなツイートをしました。

そうすると澤村さんからこんな引用リツイートが...

Case.1とCase.2から学んだ「とにかく手を動かして、量を重ねるぞ!」を繰り返していた僕ですが、このツイートを見て、”自分の写真を問い詰める行動の質”を問われたような気がしてハッとしました。

少なくとも撮影後は自分なりに写真について、反省したつもりでしたが、たった140字での指摘でも「やっていない」事が多く、自分の甘さを思い知りました。また、それと同時に、プロ写真家の写真への厳しさと熱意を感じる出来事になりました。

-まとめ-

上記の事例、それぞれ状況は異なりますが、共通して言えるのは、写真が上手くなりたい僕に対して、全員が「あなたは写真を上達する為に何か行動をしていますか?」という回答だったということです。そして、それぞれの方は「上手くなる行動を積み重ねてきた」という事実です。

全ての物事の上達に共通していることかもしれませんが、小手先のテクニックで上手くやりくりするだけでは本物には近づけず、雛鳥のように口を開けて餌を待っているだけでは、上達の道はないようです。

一方で、全ての方が、「写真は継続して試行錯誤すれば上手くなる」とおっしゃっていることは、僕としては大きな希望のように感じました。

なので、今後もその言葉を信じて、写真を撮っていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。





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