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いいことづくめ!三世代旅行のススメ

こんにちは、
二児の母、Banana310です。

旅好きは遺伝するのでしょうか。

旅好きな私の父母は、旅好きです。
若き頃は二人で国内外を旅していました。
今は、孫との旅行が一番の楽しみだそうです。

敬老の日にちなんで、
実父母との交流・三世代旅行を重ね、
感じていることを綴っていきます。
(以下、実父母を愛称の爺婆と記します。)

爺婆の底なしの愛情を受ける孫

子どもは大人の注目が大好物。
家の中では、パパ・ママの注目を得ようと
姉妹間にし烈な戦いが繰り広げられることも
しばしば…いや、しょっちゅうです。

三世代旅行へ出かけると、
子どもを見る大人の目が倍になります。
(兄家族も合流すればさらに増える!)

大人の目が自分に向いている実感を得て、
子ども達は始終、上機嫌なのです。

一方、爺婆は最愛の孫達の
動きやおしゃべりにくぎ付け。
孫達の「見て!見て!」砲の発射前に
しっかり4つの目が貼り付いています。

孫達の他愛のないお喋りにも
ずっと耳を、心を傾けてくれます。

孫達の「見て!聞いて!」にしっかり応えてくれる爺婆のおかげで、彼女たちの自尊感情パラメーターは満タンになるのです。

優しさが育つ、爺婆との交流

私を高齢出産で産んだ婆は、
長女が生まれたと同時に難病に罹り、
介護認定を受けています。

私自身も高齢出産の部類なので
「もっと早く産んでいれば…」
 →婆は孫を不自由なく抱っこできただろう
 →婆は孫と一緒に遠くへ出掛けられただろう
 →婆に育児を手伝ってもらえただろう
と思うことが、しばしばあります。

しかし、
歩行が不自由な婆と、
婆を支える爺の姿を見て、
子ども達は多くのことを学んでいるようです。

子ども達は、歩くときに婆の手を引いたり、
立ち上がろうとする婆のお尻を持ち上げたり、
婆が転んだら真っ先に大人に助けを求めたり。
教えたわけではないのに、自然と行動に
移すことができるのです。

周りの心配と反対を押し切り、
婆の車椅子を押す、当時2歳の次女。

爺婆と過ごすおかげで、
優しい心、思いやりの心がスクスク育っているのだと思います。
(ただの親バカです、ご容赦下さい。)

爺婆にとっての生き甲斐

歩行が不自由な婆と、婆を支える爺。
自分たちの生活で精いっぱいな二人。

わが家の子ども達は
「おじいちゃん・おばあちゃんちへお泊り」
をしたことがありません。

その代わりに、
年1~2回の三世代旅行で
朝から晩まで一緒に過ごし、
お泊りを楽しむことにしています。

婆は「孫はかすがい、旅は生き甲斐」
こんな言葉を口にするようになりました。
(あれ?「子はかすがい」では…?)

爺婆にとって、孫との旅行は
何よりも楽しみだそうです。

最後に

旅行好きな爺婆のおかげで、
私も、私の子ども達も旅行が大好きです。

特に、子ども達は愛情をたっぷり受けられる
三世代旅行に良い思い出しかないようです。

難病が進行している婆ですが、
婆に出掛る気持ちがある間は、
三世代旅行を楽しみたいと思います。


全国のおじいちゃん、おばあちゃん。
どうか、いつまでもお元気で。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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