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餃子祭のこと

みなさんは、「ばっかり食べ祭」をしたことがおありだろうか。
そんないきなり何のことを言っているんだお前は、とお思いかもしれないが、なんのことはなく文字通り、「そればっかり食べる祭」である。焼肉とかある意味そうかも。栄養バランスがーとかは、ちょっとこの際一旦置いておくことにしよう。毎日それやっちゃまずいけども、半年1回とか年1回とかならね。

かれこれもう6〜7年前になるけれども、友人達とひたすら餃子ばっかり食べる祭りをしたことがある。又の名を餃子パーティーともいう。延々と同じ味だと飽きてしまうので、スタンダードな肉野菜に加えて、海老やトマトチーズ、鶏肉とお豆腐とキノコで具を作ってみたりして、具を作って包むところから大人4〜5人でやいやい餃子をこしらえた。
大半を水餃子スープ餃子にして、一部焼いたんだったかしら。それとも逆にだったかしら。なんにしろ、具材で包みきれなかったものを除いて、ご飯なし他のおかずもなしの餃子一本(?)勝負、できたてをはふはふ言いながら頬張る。みーんなどれも美味しくて、でも思ったより数食べられなかったのを覚えている。食べきれなかった分は各々持ち帰った。

餃子ばっかり祭、ちょっとたいへんだけど楽しいから、是非やってみてほしい。調理法だけじゃなくて、何をつけるとかの食べ方も、どんどこ色々紹介されている。これとこれがあうとか、無駄にならない程度にチャレンジしてみてもいい。
……と言いたいところだが、この記事を書いている2021年1月現在では、ちょっと難易度が高い。具が一種類で、一人前ずつ食べるだけだったら、ひとりだって十分作れるけども、複数種類をたくさん作るにはやっぱり人手がほしい。
で、人が集まって作って食べるなら、やっぱりどうにも、おしゃべりしたくなっちゃうと思うのだ。

ちなみに私個人は、家で餃子を作ることの一番いいところは、具材と味付けを好きにできるところだと思っている。お肉しっかり目がいいとか野菜たっぷりがいいとか、タレがなくてもいいくらい味がついていた方がいいとか。私の場合、にんにくをちょっと少なめにする。その方が、他の具材の味がよーくわかる気がするのだ。あとキャベツじゃなく白菜を使う。ちゃんと塩揉みして水抜きしないと、ベチャベチャになるので気をつけないといけない。

さて、我が家の子供は春に2歳になる。
どういうわけか餃子の皮が大好きで、大人の餃子のすみっこをあげると、それはそれは幸せそうに嬉しそうに食べている。
家で作る餃子なら、具自体の味付けも、少し薄めにできる。そうすれば、まだ小さいうちの子も一緒に食べられる。
みんなでわいわいもいいけれど、まずは子供と一緒に餃子を作ってみたい。作るの楽しい、作って食べたらもっと美味しい!を、味わってもらえたらいいな。

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