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さすがのアンパンマンこどもミュージアムだった

日本で子供に関わるにあたり、おそらくほぼ回避不可能であろう、みんなの友達アンパンマン。
我が子もご多分に漏れず、保育園に行っている都合でテレビアニメはほとんど見られていないものの(YouTube公式チャンネルで公開してくださっているものくらい)、いただきもの何やらですっかりアンパンマンが大好きなので、横浜の「アンパンマンこどもミュージアムに遊びに行ってきたのだが、ちょっと感激してしまった。
具体的に何に感激したかというと、施設設備ですよ。
いやあのもちろんショーも見られて面白かったし、ショップも見ているだけでも楽しいのだけども、インパクトがでかかったのが設備だったんですわよ。ターゲットになる年齢が年齢だから当たり前といえばそうだろうけど、ここまでがっちり!!という施設が初めてだったので、個人的にイイ!と思ったポイントを書き出して行こうと思う。

1.当たり前のように主同線にスロープがある

アンパンマンといったら、まだまだごろんちょしている赤ちゃんから触るコンテンツである。そうすると当然ベビーカーで来るお客さんだって多いわけである。
世の中どんどこバリアフリーが進んでいて、大抵のところはスロープが付いているけれども、ちょっと遠回りしないといけなかったり、ちょっと角度がきついとか、幅がぎりぎりのところも少なくない。これは致し方ないことで、それでも対応されていっているのだからいいことだ。
我が家はアンパンマンミュージアムへ電車で行ったのだが(そもそも交通機関からアクセスがいいっていうのもすごくいい)、駅から歩いて建物が見えて、まず一番手前にあったのがスロープだった。1階部分はショップとフードコートで、2階以上がショーなんかを見られるところになっているのだけども、ゆるい傾斜のスロープで入り口まで上がっていける。エレベーター移動じゃないので、このご時世密にならずに済むし、乗れなくて待つということもない。
なお、別途色々な事情でスロープでの登り降りが難しい場合は、エレベーターでも案内してもらえるようです。

2.バギー置き場が広い

チケットが必要な3階部分にて、アンパンマンの世界に出てくるさまざまなものが、仕掛け遊具みたいに展示されている。そこがバギー不可なのだが、不可であるのでちゃんとバギー置き場がある。しかも結構広い。今は特に入場者のタイミングをずらしたりしているからだと思うが、キツキツにならずに置いておけて、さらに同じ場所にコインロッカーもあるのだ。子供とのお出かけはなにかと大荷物になりがちで、とはいえバギーは畳んで置くことになるし、歩気回るには要らんもんは置いときたいし。すごい。屋内で暖かいので、私もばっちり上着保管に利用させてもらった。上着って結構持って歩くの邪魔なのよね。

3.立っておむつ替えできるスペースがある

ちょっとこれが一番衝撃でしたわよ奥さん。(?)
ベビールームとは別におむつ替え用の部屋があって、ベルトのついたベッド式の、よく見るおむつ替えスペースとは別に、下がマットになっていて手すりのついた、立っておむつ替え出来る年齢の子用スペースがあるのだ(靴を脱いで上がる)。
いやーこれ便利。我が子は平均よりだいぶ小柄だが、それでも2歳なので、トイレ備え付けのおむつ替えスペースなんかだと、どうしても脚がはみ出てしまうし、そうなるとちょっとおむつが替えづらい。ある程度の月齢になってしまえば、立ったままおむつ替えちゃうことが多いと思うので、これは本当に広まってくれるととっても助かる。高速道路のサービスエリアとかにあるといいんじゃないかな、もうあるところあるのかな。

他にも、展示自体触って動かせるけど、たとえば引き戸みたいになっているものは指を挟まないように途中で止まるように、それもクッションがついてガタン!といかないようになっていたりして、「なんらかの形で幼児に関わってきた人たち」の目線が随所にある、さすが!という場所だった。半日楽しく過ごさせてもらいました、ありがとうございましたm(__)m
アンパンマンショーなんかが見られるチケットは現在3日前からのweb予約、フードコートとショップは予約なしで入れるようです。

余談だが、大人のお手洗いもなんだかとてもいい匂いがしていた。きつくないやさしいにおいがふわっとするんですよ。あれなんの匂いなんだろう。それも大変な高ポイントでした。

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