見出し画像

最近ハマっているもの

デジタルゲームが好きだ。
好きだが下手くそだ。所謂「下手の横好き」というやつだ。何のジャンルでも大抵下手くそだ。頭の回転もそれほど速くないし、面倒くさがりで飽きっぽい性分もある。だから、ある程度は何とかやれても、難しくなるにつれて付いていけなくなってしまうことが多い。
いやいや戦闘がアクションじゃないRPGなんて、下手もなんもないでしょ?と思う方もいらっしゃると思うが、あるんですよ色々。なんだ、メインストーリーのラスボスくらいまではやっつけられるけど、その先の隠しボスまでは頑張れない、みたいな。
だからもしかしたらそもそも向いていないんじゃないかとも思う。でも好きだ。

そんな私だが、note公式のお題に「#自己紹介をゲームで語る」というものを見つけたので、ちょっくらちょっと書いてみようと思う。タイトルの通り、ここ数ヶ月どっぷりハマってしまっている「アークナイツ」というスマートフォン向けアプリのことをお話したい。

概要

アークナイツは、Yoster社が運営するアプリケーション。中国で先にリリースされ、最近日本語版のサービスが開始された。
ジャンルで言うと「タワーディフェンス」になるそうだ。
マップ上に様々な役割・能力を持つユニットを配置して、押し寄せて来る敵が防衛ラインを超えないように守り抜くというもの。決まった数の敵に突破されてしまえば敗北、抑え切れれば勝利(クリア)である。

お話についても、せっかくなのでごくざっくり紹介しようと思う。
気になった方は公式ウェブサイトにて詳細をご確認いただきたい。

舞台は、隕石落下を含む(!)えらい災害がちょくちょく起きる世界。
災害後には、「源石」と呼ばれる鉱物が発生する。源石からは高エネルギーを得られるため、それを利用して技術発展しているが、源石の近くにいると、自身が結晶化していく不治の病に感染する。
この病気にかかると、強力な魔法(みたいなもの)が使える代わりに、結晶化が進んで命を落としてしまう。また、結晶化することで他人を同じ病気にしてしまう。そのため多くの発症した人々(感染者)は恐れられ、不遇を強いられている。
その結果、一部の感染者が武力による報復行動を起こし始めた。プレイヤーは、その集団と戦う部隊を指揮することになる。

どこにそんなにハマっちゃったのか

◯ストーリー周り
一言で言ってしまえば「物語の運びがとても好み」という話だが、それじゃ身も蓋もないので、もう少し「何が?」というところを落とし込もうと思う。

一つは、色んな「はっきりさせたいことを含みながら物語が進んでいく」こと。
まずもって、主人公はゲームスタート時点で過去の記憶を失くしている。物語が進むにつれ、出会う人から過去の断片を知ることになるが、それもどうもちょっときな臭かったり、ヒロインポジションの人物にも秘密らしきものがあったり……などなど、いわゆるフラグとか伏線とかいうものの散らし方が巧い。
物語自体はまだまだ完結していないので、是非きっちり伏線回収して欲しいなぁと思っている。

二つ目は、登場人物同士の関係性をたくさん書いてくれていること。
主人公とのあれこれよりも、周りの仲間達同士がどんな風に仲がいいとか、あるいは悪いとか、信頼しているとか、でも反発してしまうとか、ストーリー本編やイベントシナリオで知ることができる。私にはそれがとても楽しい。

三つ目は、背景が色々作り込まれているであろうと推測されること。
アークナイツの世界には、種族が沢山いる。耳や尻尾に動物や幻想生物の特徴がある種族や、ほぼ見た目が獣の種族もいる。天使っぽいのもいる。
で、そういう何かハイブリッドな人々ばかりなのかと思いきや、そうではない、よく知る「人間」と同じような見た目の種族もいるらしい。気になる。
そして、仲間になった人物はプロファイルを閲覧できるようになっているが、どの国組織に所属していて、種族は何で、経歴はどうで……みたいなものが結構なボリュームで書かれている。こういうものを読むのが大好きな私にとっては大変ありがたい。諸々含めて設定資料集を出してくださったらいいなぁ。

あと、上に書いたこと全部ひっくるめてテキスト量が多い。
最近はちっとも読書できていないが、元々物語を読むのが好きなので、隙間時間にこうしてものが読めるのも、今の私にはありがたい。

◯ゲーム部分
キャラクター運用とステージ難易度の辺りのバランスがいい。……と、個人的に思っている。

はい、もう少し具体的に書きます。
まず、自分の部隊の要員は、他のスマホゲームと同じくレアリティが存在するし、ガチャ等で集めることになる(ガチャ以外でも獲得できる)。
多くのゲームはレアリティが高いキャラクターほど強くて、アークナイツも例外ではないのだが、「このキャラクターさえいれば!」みたいなものがない。
前述の通り、あの手この手で攻めてくる敵を、あの手この手で防ぎ切らなければならない。
うまく適材適所に当てはめていかないと、あっさりとクリア失敗するし、最高レアリティのキャラクターでなくても活躍の場所が大いにある。入手しやすい中間くらいのレアリティキャラクターの方が、かえって扱いやすい場合もある。
ステージは難しいが、あれこれ編成を変え配置順を変え、頭をこねくり回して防衛しきった時の達成感はかなりのものなのだ。

* * *

……とまぁ、こんなところだろうか。
ここまでお付き合いくださりありがとうございましたm(__)m
お題の説明にあったような、自分のルーツになるようなものでなく、自己紹介になっているかどうかも分かりませんが、こういうものが好きなのねーとふんわり思ってくだされば。
そして、もしもアークナイツに興味が湧きましたらば、遊んでみてくださると嬉しいです。
(完結までサービス続いてくれるといいなぁ……泣)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?