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【Z世代サラリーマンの適応障害体験談⑦】処方された薬と薬に頼らなかった理由

僕の処方された薬

精神科や心療内科を受診すると、必ずしも薬を処方されるわけではありません。症状の程度や原因、個人の希望などを考慮して、医師が判断するそうです。
環境改善など、薬以外の治療法も有効な場合があり、必ずしも薬が必要とは限りません。

僕は初診時にロラゼパムという頓服薬を処方されました。
不安や緊張を和らげる抗うつ薬で、緊張感で眠れないときなどに飲んでみてと担当医に言われました。
さらにその2週間後にはエスシタロプラムという意欲低下の改善や気分を落ち着かせる効果が期待される薬を処方されました。こちらは毎夕食後の服用でした。

薬は飲まなかった理由

結論から言うと僕は1度も処方された薬を飲むことはありませんでした。

抑うつ症状は脳の不調と環境によるストレスが原因で引き起こすとされていて、適応障害は環境によるストレスの比重が大きいそうです。
僕の場合は休職し職場から離れると苦しくなるほどの緊張感や不安は自然となくなっていきました。(お金やキャリアといった現実的な悩みはありましたが)
また、精神薬は離脱症状が含まれるため、医師の許可なく途中で辞めることができません。
僕の処方されたの抗うつ薬はセロトニンという幸福物質を出す目的で処方されましたが、セロトニンを出す方法は他にもあります。
とはいえ、僕は当時自分の判断を信頼できなかったため、心理カウンセラーの母や臨床心理士の叔母の意見を参考にしました。
精神薬というのは一般的には飲まない方が良いとされているそうです。

本当に電車の中で呼吸が荒くなったり、うなされて眠れないなど辛い場合に飲んでみるのは良いですが、特にいつも通り生活ができていて、ちょっとだるいなぁくらいならば自然にセロトニンを出す方法を選択することをお勧めします。
実際、薬を処方された次の診察時に「なんとなく薬は飲まなかったんですよね」と伝えると、眠れていたり規則正しい生活ができているなら飲まなくても大丈夫だよと言われました。

僕の休職中の1番の悩みは、「これから生活どうしよう。大丈夫かな。」というものでした。
その悩みは薬を飲んで解決するものではありませんから。

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