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【怪しい?】リワークセンターについて

自己紹介

こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。

僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。

リワークセンターの休職時の印象

僕は休職中にリワークセンターというものを知りました。
いろいろと適応障害という病気について調べていると、リワークセンターのコラムに到達したのがきっかけでした。

サイトをざっと見ていると、うつ病やパニック障害など重めの精神疾患の方が通うところなのかなという印象を受けました。
僕は休職とともに、普段通りの生活ができていましたし、あまり必要性を感じませんでした。

リワークセンターとは?

リワークセンターではリワークプログラムと呼ばれる、復職に向けた就労支援サービスを受けることができるそうです。

リワークプログラムの内容と費用については以下記事にわかりやすく記載がありましたので、参考にしていただければ良いかと思います。

リワークセンターって必要?

自分が不調に至った背景や、自分自身の人生を振り返るプログラムがあると、以上の記事に記載がありました。
僕の経験上、復職にあたってこれが最も重要だと思います。
僕はたまたま、カウンセラーである母、臨床心理士の叔母、心理学科出身の彼女と、心理に詳しい人に囲まれていたので、毎日自分の考えや悩みを誰かに話すことができました。
いろんな会話を毎日した上で、夜のドライブ中に気づきを得たんです。
この毎日自分の考えや悩みをアウトプットするというのが、3カ月という短い期間で、適応障害を克服できた大きな要因だったと確信しています。
周りに自分の悩みを理解してくれる人がいないという方は、リワークセンターに行って、相談しまくっても良いかもしれませんね。

また、記事には普通の人ばかりという風に書いてありましたので、
特に症状の重さというのは気にしなくてもよかったのかな?と思いました。

自分のメンタル不調になった根本原因に気づくというのは、なかなか1人では難しいと思います。
同じような苦しみを複数回味わって初めて、根本原因解決が済んでいないことに気づいたり、解決に何十年もかかることもおかしなことではありません。
人生の時間は有限ですから、こういった課題へのアプローチ方法として、リワークセンターを活用することはかなり有益であると思います。

復職後の現実

僕は休職中、いろんなことを考えて、周囲に相談し、自分自身と向き合いました。
やっとのことで元気を取り戻し、復職すると、現場のマネージャーは
「リワークセンターってなに?結局現場でパフォーマンスは以前と変わらないの?下がったの?上がったの?笑」
「体調が悪いなら、言ってね。無理せず!」
とこんな感じです。
彼らも経営陣から予算振られて、毎日数字に追われているので仕方ないのはわかります。
きっとリワークプログラムを経てこういった謎の圧にも耐えられるようになっているのもわかります。
僕もそんなにダメージを食らわずに、すんなり復職できました。

しかし、なんでしょう、この現場と僕のメンタルヘルスに関する捉え方のギャップは。
年々増えていく適応障害をはじめとする精神疾患による休職者。
そして人手不足の中、数字を求められるマネージャー層。
この両者に発生する精神的ギャップをどうにか埋めることはできないだろうか。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。