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人生でツラいことが起きる5つの意味②

『人生でツラいことが起きる5つの意味』について書きます。
今回は2つ目の意味です。

1つ目の意味はコチラの記事をご覧ください。


はじめに


今回の記事は
今まさに、ツラい状況にある方や、ツラい過去を抱えていらっしゃる方が、
僕のこれまでの経験からの気付きで
『もしかしたらこんな意味があるのかもしれない』くらいに
思っていただけたら嬉しく思います。

ですが、あくまでこれは僕の考え方であることを予めお伝えしておきます。
出来事の『意味』は最終的には自分自身で見出していくものですので、
一つの観点としてお読みいただけましたら幸いです。


人生でツラいことが起きる意味②

2、自分の意志を芽生えさせるため


古代中国の書物に物事の理を記した『易経』という書物があります。
そこには、

『逆境の時にしか決意は出来ない』

易経 乾為天 初九潜龍

と書かれています。

僕自身の経験からもその通りだと思っています。

僕がうつ病の時に人生を変える決意が出来たのは、自分の本心に気付いたからです。
その本心は至ってシンプルなもので
『あぁ、僕はどうしたってこのままの人生は嫌なんだな』というものでした。


◆感情は、自分が生きるべき道へと導くメッセージです


ツラい時、苦しい時は、
今自分が置かれている状況にある何らかを嫌がっている時です。

『嫌だ!』という感情は、
『私はそっちの道を歩みたくない』というメッセージ。
その感情を掘り下げると、
『私はもっとこう生きたい!』という願望があります。

そして、そっちが本来自分が生きるべき道です。


その道を選ぶには勇気が必要ですが、
ツラい出来事を乗り越えるには、自分が本当に求める方を選んで行かなければなりません。

なぜなら、
自分が求める方を選ばない限り、永遠に我慢をし続ける人生になってしまうからです。


僕は人生で起きるツラい出来事は、
『私はもっとこう生きたい!』『私はこれからこう生きていく!』
そんな自分の本当の意志を芽生えさせるために起きているのだと思います。

『もう嫌だ!』と心底思った時に、
『私はこうしたいんだ!』という決意が固まる。

ですから、
ツラく苦しい状況にある時は、
ツラさや苦しさに飲み込まれるのではなく、
『私は本当はどうしたいのか?』
そう自分に問いかけ、自分の本心を知るための自己分析が大切です。

『この困難を超えてまでも、絶対に実現させたい』
その想いが本当の自分の意志だからです。


◆『嫌だ』『嫌いだ』と思ってもいい。


人生に生きづらさを感じている人は
本当は嫌なのに、本当は嫌いなのに、
「それを嫌だと思ってはいけない」
「それを嫌ってはいけない」

無意識そう思っているケースが少なくありません。

そうすると無意識に本心を抑え込み、
我慢をして生きるようになってしまうのです。

それが『生きづらさ』になります。

そしてその原因となるのは、

  • 『優しい人であらねばならない』

  • 『人に優しくしなければならない』

  • 『相手を傷つけてはいけない』

  • 『人に迷惑をかけてはいけない』

  • 『嫌うことは悪いこと』

  • 『拒否、否定をしてはいけない』

こういった『観念』を持っているからです。


これは良好な人間関係を築く上での「心がけ」としては大切なものですが、
『自分の本心を抑え込むためではない』ことを知ることが大事です。

『嫌だ』『嫌いだ』という気持ちは決して悪いものではありません。

それも大事な自分の気持ちなのです。
あなたがそう思うのなら、それでいいのです。
それが答えなのです。



人生が苦しいのは、本心を抑え込んでいることが原因となります。
そしてそのことに自分自身が気が付いていないことが
人生の苦しみから抜け出せない原因なのです。

ですから、
人生の苦しみから解放されるには、
自分の本心に気付くことが大事になってきます。


◆本心に気付くために我慢の限界を迎える


人生でツラく苦しい出来事は、
我慢の限界によって自分の本心が露わにしてくれるのです。

違う言い方をすると、
我慢の限界が来ないと自分の本心に気付かないほどに
無意識に本心を抑え込んで生きてきた
のです。

だからこそ、
もう我慢をして自己犠牲の生き方をやめるために
ツラい出来事が起き、自分がどれほどまでに我慢をして生きてきたかに
気付かせようとしているのです。


『本当は嫌なんだ』
『私はずっと我慢をしてきたんだ』

その自分の本心の声に気が付いてあげてください。

そして、
『私は本当はこうしたい』
『本当はこうしてもらいたい』

その本当の願望を叶えてあげてください。


自分がずっと我慢をしてきたことに気が付くと、
驚くほどにあっさりと手放せたりするものです。

『嫌だ』という立派な理由があるからです。


◆優しいあなたへ


優しい人ほど我慢をしがち、
自分に我慢を強いがちです。

ですが、
あなたはあなた自身を一番幸せにしなくてはならない。

「我慢」という解決策を取るのではなく、
あなたにとっての幸せを『創造』していく解決策を選んでください。

「これが嫌」の裏には『あれが良い』があります。

あのツラい出来事、今の苦しみは
あなた自身が本当に求めているものに気付くため、
そして、掴みむためにあるのです。


◆後悔のない人生は、後悔したことから始まる。


僕は後悔ばかりの人生でした。

寝る前に一日を振り返っては、
「なんであんなこと言ってしまったんだろう…」
「なんで他の言い方が出来なかったんだろう…」
「なんであんなことしちゃったんだろう…」
「なんで…なんで…」

と子どもの頃から後悔をし、
眠れぬ夜を過ごすことは頻繁にありました。

そして大人になり、26歳でうつ病になるのですが、
そこでは一日どころか、人生全てが間違っていたように思えて、
人生全てに後悔をしていました。

ですが、
そんな僕でもうつ病を乗り越えることが出来ました。


それはなぜかというと、

『心底後悔をしたから』です。


心底後悔をして、
『もう二度と、後悔をするような生き方はしない』
そう決意をしたからです。

そこから僕は二度と後悔をしないように、
自分が納得する選択をするようになりました。

自分が100%納得をした選択であれば、
絶対に後悔はないですから。

なので
どんなことも自分で決めて、自分で選び、
自分が納得することを第一に優先しました。

「こうした方がいい」とか
「こうすべきじゃないか」とか、
「普通は」とか、
「常識的に」とか、
そういうのに従うのはやめて、
自分が納得した選択をする。

それは全てが自己責任となるので
とても勇気の要ることではありましたが、
これ以上後悔をするよりはマシだったのです。


僕は
『もう自分に嘘はつかない』

そう決めました。


自分の本心に正直に選択をすると、納得が出来ます。
それがどんな結果であろうとも、
「自分が決めたのだから仕方ない」
そう思えるようになるのです。

そもそも、
誰かに従ったことであっても、
最終的に決めたのは自分なので
最初から自己責任なのです。

だとしたら、
自分が納得した選択をする方が絶対にいい。


『自分が100%納得する選択をしよう』
『自分の気持ちに正直に生きよう』

そう決めた時、
僕はこう思いました。

後悔をするのは、
後悔をしない生き方に変えるため。

後悔のない人生は、
後悔することから始まるのだから。

もしも今、
後悔に苦しんでいるのなら、
それは
『もう二度と後悔のない人生を生きる決意』をするタイミングです。

この先、後悔のない人生を生きるなら、
自分が納得した人生を生きなくてはなりません。

もう自分に嘘はつかない。
周りに流されない。
自分の人生を自分で決めて生きていく。

そう決意をするのです。


後悔をして苦しむのなら、
後悔のない人生を生きねばならないのです。

それしか解決策はないのです。


『もう二度と後悔のない人生を生きる』
『私はもう、後悔はしない』

そう決めたら、
今までの後悔は全て
後悔のない人生を生き始めるために
必要だったことに変わります。



今回はこれで以上です。

次回は三つ目の意味について書いていきます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

ではまた。




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