デジタルサイネージ

飲食店でのタッチパネルオーダーが急速に進行していますね。今まで口頭で頼んでいたところもどんどん変わってきています。
通信の速さの問題を除けば、便利になりました。意外と便利なのが、大盛の選択とかがわかりやすくなりましたね。トッピングの選択も落ち着いて選べますね。しかし、これオーダー以外の時にどう活用するかが重要になってくると思います。
なぜならば、中国ではパネルはなく、QRコードでスマホオーダーが主流です。遠からずそうなってくると思いますし、その対応の店も増えてきています。
そうすると、据え置き型のタブレット端末は、オーダー以外でどう活用するかが重要な施策になります。当然、広告チャネルとしての活用になってくるわけです。大手チェーンを中心に、タブレット端末の導入は、続いていくと思います。そうなると、今までにないメディアが誕生する形になります。ここに、コンテンツをどうやって入れていくか、このプラットフォームをどう制するかがポイントです。
しかし、一見すると同じように見えるサイネージですが、裏側でコンテンツ配信を実施しているシステムがあります。これがどこの会社で実施しているかによって、全然対応が変わります。そして、そこの奪い合いが起きています。
少し、話がそれますが、JR東日本の電車内にトレインチャンネルが始まっています。ただの広告配信から、コンテンツ配信へ進化しています。しっかりと番組が放映されていますし、実際に見入ってしまう時があります。これは新しいメディアだなと感じます。この視聴率がどんどん増えていくことで、電車内の中吊りの広告が減少しても補える形になります。
電車内は、自分のスマホで好きな番組を見ているのが多いですが、スマホを持っているのって、意外とつらいです。これが手放しで見れる。ブルートースで音楽がつなげられるようになれば、さらに画期的ですね。

イヤホンもどんどん進化している中で新しい形が生まれますね。

いずれにしても、紙媒体は必要最低限のコンテンツに集約されていくと思います。本や雑誌、新聞がデジタルメディアへ置き換わった、音楽がCDから音源へ、映画がDVDから配信へ変わったように。そうすると、自分たちで抑えていくか、どこかのプラットフォームに乗るしかなくなる。リアルの商品やサービスは、コンテンツを補完するような関係になるかもしれませんね。

それにしても、日本の通信網が脆弱です。少し人が集まると電波が弱くなります。大手キャリアには、頑張ってほしいものです。

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