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【場面緘黙症】緘黙サポート事業に向けて①


おはようございます


幼児心理アドバイザーのよよです



わたしの夢は緘黙児と保護者のサポート事業を立ち上げることです


育児や本業がある中での取り組みなので進みはゆっくりですが、毎日のように実現に向けての企画を考えています。



わたしが行いたいことの
参考のひとつになっているのが
小学生低学年まで緘黙だった
花まるグループ代表の高濱先生の
エピソードです。

講演会でもこのお話を伺う機会がありました

こちらをご覧ください


わたしはこうした
他者からの特別な「ひいき」をしてもらう経験に近いことを、「意図的」に行い、緘黙児の「受容」を繰り返し「自信」に繋げられることができたらと考えています

人は自信がついたとき
それがたとえ根拠のない自信でも
自信を持てたときには力が湧き出ます


もちろん何の関係性もなくやみくもに褒めたりすることを、子どもは見透かす(論文上では褒める語彙の質により子どもが何を感じとるかの差が出ることがわかっています)ので、

まずはちゃんと1人の人として知ること、そして向き合うなかで、特別に大切で可愛い存在だということを伝えたいと考えています


ですが、場面緘黙症の子はその特性から、人と関わる場数が減りがちです。

そう、機会が作りにくいのです

子どもが誰かと繋がる
緘黙の克服ではそうした機会が各場面におけるスモールステップの経験になるためとても大切になっていくので、機会を作ることは大きな課題なのです

幼少期は半径2メートル、前後2週間ほどの世界の中で必死に生きています。

そしてその2週間の流れる時間感覚は大人に比べると6倍の長さになります

この6倍の感覚になるからこそ
子どもの成長力は大人に比べ凄まじいことになるのです

たった2週間でもその経験はものすごいものになります

でも子どもが大人のように多角的に情報や経験を得る機会は多くありません


そうしたことからも場の機会は大変重要な要素だとわたしは考えています


子どもたちには世界が広く居場所もひとつではないことを与えてあげたいと思っています  

それがたとえ週1の機会としても
年間で52回の経験を得ることができます


わたしの子どもの緘黙克服の経験からも、場作りの大切さと同時に、経験を積み重ねられる機会の少なさにもどかしさを感じていました


また自身の不登校の経験ですが
わたしの場合は家族意外にわたしのことを気にかけてくれる大人はいなかったので、だからこそ気にかけてくれる誰かの存在の大切さを感じています


つまり、
他者と接点を持つ場作りをして
そのままを受容する

世の中にはいろんな人がいるけど、基本的には君の味方で助けになってくれる存在だということ感じてもらう機会を形にしたいのです

緘黙児は見られることや
反応を求められることは苦手です

でも心から
自分のことを必要として欲しい
自分の心を見てほしい知って欲しい
ありのままを認めて欲しい
と思っています


人の出会いや、環境の変化は
人が変わるきっかけになりやすいです

そのきっかけの場や数は多ければ多いほど可能性は高まります

それがこのサポート事業となればこれ以上嬉しいことはないし、あるいはそのいつかのタイミングのための土台作りとして力になれたらこんな幸せなことはありません


そこで保護者の力が必要になります
サポート側としては子どものことをよく知りたいと考えています

緘黙といっても100人いれば100通りですから。

保護者さんにはヒアリングシートで細かく緘黙児のことを教えていただく形を取ろうかと思っています


保護者の子に対する分析や勘は
とても有益な情報源になります


つまりわたしもその保護者目線で
お子さんのことを知りたいし考えたいのです


そして、それは保護者を
孤独から救うことになると思っています

特に子どもの養育者のうち
子の状況や成長、特性への理解や知識が乏しい、あるいは共に考えてくれない場合、1人で背負うその精神的負担はかなりのものです。

こうした場合は遠く(近く)の親類より
近く(遠く)の他人とバディ(タッグ)を
組むほうが良いとなるでしょう

そのパートナーとしての手助けになりたいと思っています


そんな思いを形にするために
今日も一日中頑張りたいと思います(o^^o)

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