#84 次の世代の当たり前

学生の時、勝間和代さんの本（当時は「ムギ」さんという名前で出版されていた本）「インディでいこう！」に衝撃を受けました。

男性に依存する「ウェンディ」と、自立した「インディ」が登場し、圧倒的にインディの方がかっこよかった。
女性が自立して働くことは超カッコイイ！と確信したことを覚えています。


私の母親世代は、教育こそは男女平等になってきたものの、女性は家庭で夫を支える人が多かったし、男性は終身雇用の「良い会社」を目指した。

そんな母親世代に育てられた我々世代の学生時代は（20年以上前）、
「働く女性はカッコイイ」という価値観が徐々に確立されていった時期だったのだと思います。
（私もその時代の恩恵を受けたということ）

今や、「自立して働く女性」は、ごくごく普通の生き方。

そんな中、今徐々に確立している価値観は、男女問わず、「自分らしく」「好きなことで」「楽しく」生きていく、といったキーワードですね。

今は、まだそういった生き方を確立しているロールモデルが少ないし、
そういった生き方を確立している人が最先端のように見えたりするけれど、
ノウハウや考え方は世の中に浸透している。

おそらく20年後（子供達が働く頃には）、「自分らしく」「好きなことで」「楽しく」生きていることは、当たり前の事になるのでしょう。

私達は、きっと次の世代の「当たり前」を作っているんだろうな。