Bambi

はじめまして!夫との日々を振り返り、彼との軌跡や経験から自分が大事だと思うことや、勇気…

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はじめまして!夫との日々を振り返り、彼との軌跡や経験から自分が大事だと思うことや、勇気付けられたこと、どうやって成長できたのかを書いていきたいと思います。

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  • 夫と共に生き抜いた日々

    白血病になった夫がどうやって生きたのか、私がパートナーとしてどう過ごしたのかをまとめてあります。

最近の記事

お墓を購入した私たちの心境の変化と新たな安心感

お盆でお墓参りに行く人も多いと思います。 そこで、今回は私たちがどのようにお墓を購入する決断をしたのか、その経緯と経験が、私たちにどのような心境の変化をもたらしたのか、お話ししたいと思います。 初盆を迎え、この経験を振り返りながら感じたことや学びを共有していきます。 1. 背景と経緯 夫の実家には、戦時中に疎開していたお寺の古いお墓がある。 このお墓はアクセスが不便で、夫が末っ子であるため、夫の両親や兄弟、親戚の骨が多く安置されており、すでにかなりの骨が納められている。

    • 入院する高齢者のスマホの選び方

      入院する高齢者に最適なスマホはiPhone!その理由とメリットを徹底解説 親や祖父母などの高齢者が入院すると、家族は大きな心配と負担を抱え、不安な時を過ごします。 そんな時、スマホが役立つことが多いですが、高齢の方々にとって、スマホは使い方が分らず不安に感じることがあります。実際、私の夫も最初はスマホに強い抵抗を示していました。 家にいるときは家族がそばでサポートできますが、緊急の入院や面会制限がある時にはそのサポートが難しくなります。 そんな状況で、iPhoneを選ぶこ

      • 自分で自分の機嫌を取るということ

        私は以前、同僚から「顔が怖い」と言われたことがある。 その時は、夫が病気で体調の波に悩まされていて、仕事中もそのことで頭がいっぱいになり、気を抜くと表情にそれが現れてしまっていた。 当時は、心配をかけまいとまだ職場には夫の事は内緒にしていた。 「大丈夫ですか?少し休んだ方がいいんじゃないですか?変わりますよ。」 等と声をかけてくれる。 黙っていることが、逆に皆の不安を引き起こすことになってしまい、どうすればいいかと思案に暮れていた。 自ら周りに声をかけて大丈夫そうに見せる

        • 夫らしく生ききった日々 ~診断~②

          私たちの人生が一変したのは、ある土曜日のことだった。 クリニックでの診察を受けた翌日、私と夫は血液内科のある、大きい病院へ向かった。 車がないため自転車で最寄り駅まで行き、そこでシャトルバスに乗り換え病院へ向かう。夫は「何も問題ないよ」と言いながら、いつも通りに自転車を漕いでいて、それを見て少し安心したのを覚えている。 病院に到着し、採血とマルク(骨髄検査)を終えた後、診察室に入った。 ここで、私たちは、これから治療を担当していただくS先生に出会う。 S先生は初老の男性で

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        • 夫と共に生き抜いた日々
          4本

        記事

          夫らしく生ききった日々 ~始まり~① 

          夫が白血病で亡くなりました。彼らしく生きてきた軌跡と、私が彼の伴走者として必死に過ごした日々を残したいと思い、書いています。 2021年10月1日(金)夜7時半を過ぎた頃に電話が鳴った。 近所にある、夫のかかりつけのクリニックからで 『すぐに診察したいから明日来て欲しい』との内容だった。 夫は元々糖尿病があり、3ヶ月毎に採血をしている。 その結果を1週間前に聞きにいったばかりだった。 その時は血糖が高いため運動をして下さい、と言われて散歩をするようになった矢先のことで、先

          夫らしく生ききった日々 ~始まり~①