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【日記】Dear Future

記憶が新鮮なうちに残しておきたいので走り書き。
2月は予定が詰まって慌ただしい1ヶ月だったのですが、感慨深い出来事ばかりだったので書き記します。


友達の結婚式


大学の同級生が今年の初めにご結婚されました。
そして今月 結婚パーティにお呼びいただきました。

今まで身近な友達も親戚も結婚したことはなく、結婚パーティなんてものも初めてでした。
一緒に行く友達2人と「この服だと硬すぎ?こっちだとラフすぎ??」「これは持っていかなくても良いんだっけ??」などと、ギリギリまでわちゃわちゃ相談しながら準備しました。
当日も3人でソワソワしながら会場へ向かいました。

プライバシーに配慮し、非常に雑な切り抜き。


参加した所感

本当に何の捻りもないんですが「すげぇな」の一言に尽きる会でした。

新郎新婦の中学・高校・大学あらゆる友人が集まっていて、その誰もが笑顔でいて、あたたかで幸せな空間でした。
これだけの人たちがお祝いに駆けつけるのは、ひとえに新郎新婦の人柄ゆえなんだろうな。

会場の装飾や企画が細やかに練られていて、お二人で長い期間をかけて準備してきたんだろうことが感じられました。
あと「来る人たちを楽しませたい」という心意気も。

本当に凄かった。凄いを通り越してちょっと笑っちゃいました。
アツい演奏を見た時に拍手すら忘れて笑いが込み上げてくるような、あれに近い感じ。

結婚式の企画を考えるとか、人を呼んでもてなすとか。
そうしたことの積み重ねで人は「大人」になっていくんだろうな。
それってとても豊かで幸せなことだよな。
そんなことをごにょごにょと考えながらウマいレストラン飯をかき込んでいたら、隣の友達に「もっと歓談しろよ!」と怒られました。笑

改めてご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに。


ライフステージの変化①

こうして友達は結婚し。
別の友達は同棲して2人暮らしを始め。
また別の友達は就職して引越し。
慣れ親しんだ大学周りから少しずつ人が離れていく。

20代も折り返し。
少しずつライフステージが移り変わってゆく時期になってきたな。
みんなの話を聞いていて、そんな風に思います。

一方の僕はまだまだ一人暮らし。大学近くの家はまもなく7年目に突入。
いつまでも変わらんなー。


それぞれの結婚

もうすぐ30になる先輩がこの春に結婚すると言っていて。
かたや30代後半の先輩は今年の抱負で「結婚したい」と力強くしたためていた。

今回20代前半で結婚した友達の話も含めて、どの方の話も素敵なことだなと思えました。
きっと一昔前だったら、斜に構えて全員を鼻で笑っていただろう。
ここ数年で自分にとっての「シアワセ」の捉え方は大きく変わった。

そんな話をしていたら、友人が
「20代の半ば、20代の終わり、30代の始めから半ば。結婚って大体この3つくらいの波があるよね。だから今は1つ目の波が来てるんだよね。」
と言っていました。

確かに確かに。
「だから焦る必要はないよね」と言ったら、
「逆に言えば、その3つの波をもれなく逃したら結婚は難しくなるよね」と返されました。Oh……。


一人旅


2月の初週に一人旅にて、滋賀・京都・福井・石川1府3県を横断しました。

福井に住んでいる同級生が引っ越すかもしれないとのことで、「なかなか福井に行く機会もないし、知り合いが居るうちに一度行ってみよう」と思い立ったのがきっかけです。


1日目|滋賀~京都

【1日目】
滋賀:

・ラ コリーナ(バームクーヘン工場)
・八幡堀
・八幡山
・まるたけ近江西川(近江牛のすき焼き丼)
京都:
・平等院鳳凰堂
・辻利(宇治の抹茶)
・伏見稲荷大社
・みます屋おくどはん(おばん菜)
・赤垣屋(居酒屋)
・五香湯
・鴨川

今回の旅では「行ったことのない場所・見たことないものをたくさん取り入れたい」と思い、滋賀・近江八幡をルートに加えました。

八幡山のロープウェイがまさかの休業中で、泣く泣く自力で登ることになるアクシデントがあったけど、頂上から眺める琵琶湖が壮大で、初日の午前からお腹いっぱいでした。

八幡山の頂上から見た琵琶湖


2日目|京都~福井

【2日目】
京都:

・出町柳駅
・糺の森
・下鴨神社
・加茂みたらし屋(茶寮)
・GOOD NATURE STATION(レストラン)
福井:
・秋吉(焼き鳥屋)

アジカンの曲名にもある出町柳駅を降りて下鴨神社へ。ご縁を祈りました。

朝イチの下鴨神社で縁結びの祈り


逢いに行く①|会社の先輩

当初 福井をまわるだけだったはずが、ここまで大掛かりな旅行になったのは京都に住む会社の先輩に会いに行くためでした。
京都在住の先輩2人と、たまたま同じ日に京都へ出張していた先輩と4人で会食させていただきました。

僕の会社は社員さんが全国各地に住んでいて、リモートワークで繋ぎながら日々の業務をしています。
なので都内で飲み会があっても、遠方の人たちとはなかなかお会いできずにいました。
今回の旅行で、いつもお世話になっている先輩とようやく初対面してご挨拶できました。

お会いしてみて「対面で会って話すことって大事だな」と「仕事は結局ヒトだな」ってことを改めて思いました。

この人たちと仕事していることに意味がある。


逢いに行く②|同級生

同級生に彼女ができたということで、ダメ元で「会わせてよ」と言ってみたら、今回の旅行で本当に会わせてくれました。

長年 同級生の人となりを見てきた僕からすれば「コイツの彼女ってのは、いったいどんなヤツが来るんだ…?」と身構えていたけど、会ってみたらそれはそれは素敵な方でした。

夕飯をご一緒いただいたり、僕と同級生を車で運んでいただいたり。
あまりに良い人過ぎたので「下鴨で祈った分は"同級生に素敵な彼女さんができた"で使い切ったな」と確信しました。

2人の様子を見る限り、彼は日々たくさんご迷惑をおかけしているんだろうな。
でも社会人1年目で見知らぬ福井に飛ばされて元気のなかった彼が、今こんだけ元気に過ごせているのは彼女さんのおかげなんだろうな。

昼飯を食べている時に「今度あいつと来ようかな」とか生意気なことをほざいていて、ずっと自分の好きなことばっかり考えてた同級生が他者のことを考えるようになったのかと感慨深くなりました。


3日目|福井~石川

【3日目】
福井:

・RUNNY CHEESE(レストラン)
・福井駅
石川:
・兼六園
・金沢城
・ひがし茶屋街
・レストラン自由軒(金澤カレー)
・金沢駅

福井・石川方面へ訪れたもう1つの理由が、今この時期に北陸を見ておきたかったから。

今年の初めに起きた能登半島地震。
今も復興が続いていますが、実は被害が深刻なのは震源地に近い奥能登で、手前の加賀・金沢などでは宿泊施設や飲食店が通常通りに営業している場所も多くあります。
(もちろん地震の影響を受けている場所も0ではありません。)

ただ「北陸はどこも被害が大きいんじゃないか」「今行ったら迷惑なんじゃないか」という自粛ムードもあり、客足が伸び悩んだり、観光客用の食材が余ったりしているそうです。
そんなニュースを見て「過度に控える必要はない」と知り、「せっかく北陸方面に出向くなら」と石川も立ち寄ることにしました。

一部、地震の影響で休業している施設や交通機関はあったものの、兼六園・金沢城・ひがし茶屋街などメジャー所は問題なく回れました。
今回行けなかった場所・見れなかった施設はある程度落ち着いた時期にまた訪れてみたいなと思います。

兼六園
金沢城


一人旅の所感

今回の旅には「訪れたことのない県や名所を巡る」「各地の美味しいものを味わう」「PCやスマホから目を離して自然を感じる」「北陸を観光で訪れるという形の被災地支援」など色んな意味が込められていました。

その中でも一番大きかったのは「逢いに行く旅」の側面。
観光地を一人でゆっくり回りながらも御飯時で先輩や同級生と逢う・語らう3日間は、単なる旅行よりも遥かに多幸感に溢れる時間になりました。

やはり「モノよりもコト、コトよりもヒト」の主義だし、自分がいかに「人と逢うこと」「人と話すこと」を大切にしているかを再認識できました。


Dear Future


ライフステージの変化②

生活は変わりない僕も、今年は仕事で一つの転換期を迎える。
きっと社会人になってから、初めての大きな山場になる。
乗り越えたら「新人」から「若手」にランクアップしているだろう。

次のステージへの期待でワクワクする一方、この1年は「仕事でいっぱいいっぱいになっちゃうんじゃないか」という不安もある。

2月に目にした様々な出来事を経て、「仕事ばかりにのめり込んで、自分自身や生活を蔑ろにしてはいけない」と強く思った。

自分が結婚するのか、出来るのか、とかは正直どうでも良いんだけど。
誰かと生きるにしろ、独りで生きるにしろ、仕事だけ囚われるんではなくて生活の中に楽しさや豊かさを持っていないとダメなんだ。

なぜなら、独りきりで仕事と向き合い続けて、心を無くしたり荒んだりしていった人を見てきたから。


豊かな暮らし。でっかい慈愛。
自分にとって大切な精神と大切な人々は絶対にブレることがないように。

「結婚パーティが素敵でした」「一人旅が楽しかった」って話を書こうとしたら、回り回って意味分からん決意表明みたいになっちゃったけど。
これで終わり。


明日は大好きなバンドの15周年記念ライブ。
きっと武道館を「愛で埋め尽くして」くれるんだろうな。楽しみだな。

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