運転中性格が変わる人とそうならない考え方

 こち亀の本田がそうだが、運転中性格が変わる人がいる。かく言う私も、つい舌打ちしてしまい同乗者に注意されたことがある。ご指摘頂いたので修正すべく対策を考えた。

 まずは性格が変わってしまう原因を挙げてみた。①スピードが出て興奮状態になるから。②プライベート空間で感情が表に出やすくなるから。③自己顕示欲が増強されるから。④交通マナーを破る人にイライラするから。それぞれの対策を考える。

 ①はある程度仕方ないと思う。対策は自分が興奮状態だと自覚すること、落ち着いた曲を流すこと、となる。

 ②も完全に0にはできないだろう。対策は①と同じく冷静に自覚すること、日ごろからストレスを溜めないこと、となる。

 ③は個人的には影響ないと思っている。一般車だし、車にこだわりはない人間なので。

 ④の対策の前にイライラする原因を考える。人は、自分の判断基準という線引きに対し、それを踏み越えられるとイライラする。唐揚げにレモンをかけると怒る人は、「レモンはかけるべきでない」という判断基準があり、それを土足で踏み越えられるから怒っているのである。運転中は交通マナーがあり「~すべき」が多くなるため、イライラする機会も増えてしまう。「~すべき」を柔らかく、線引きを緩くすることでイライラする機会も減るだろう。アンガーマネジメントに通ずることがある。

 対策をまとめると以下の通りだ。自分を客観視する。落ち着いた曲を流す。ストレスを溜めない。~すべきの線引きを緩くする。運転中に聞く曲として、サカナクションの「ストラクチャー」がおすすめだ。落ち着いた雰囲気の単調なメロディーが繰り返され、雑念を振り払うことができる。また、この曲には歌詞が無いので余計なことを考える必要もなくなる。これであなたもサカナクション好きに…ではなく、運転中も心穏やかでいられるだろう。

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