大嫌いだった読書感想文 今なら書けそう
小学生まで読書感想文が夏休みの宿題で出てた。当時とにかく嫌いだったことを覚えている。感動した気持ちを書けば良いと言われても、面白かった以外の感想はない。
もともと読書は嫌いではなく、ハリーポッターやエラゴン、ドラゴンラージャなどが好きだった。社会人になってからもよく読んでいる。基本的に漫画も映画も好きだが、図書館を利用できる読書は最強のコスパ趣味だと思っている。最近は読書記録をとっているが、これは読書感想文の素材になれるのだろうか。
私は細かい心情風景表現を好んで読んでいるわけではなく、ストーリーの展開や伏線回収が好きで読んでいる。そのため、読書記録も「展開の起伏は大きかったが、伏線の回収がしっくりこない」とか、「締めは微妙だが、どんでん返しは気持ちよかった」みたいな感じだ。感想ではなく、あらすじの抜粋や好みを添付しているに過ぎない。
それらを素材に、感動した伏線や気に入った心情描写をまとめれば、読書感想文は出来上がるだろう。しかし、それにはある程度作品数を読まないといけないと思う。実際私がつけている読書記録も、1, 2冊目は拙い文章しか書けていなかった。同じ作者や似たような本を読むことで、それらの対比を交えた読書記録を積み上げることができた。
つまり、読書感想文を書くためには読書量と読解力が必要となる。小学生にどこまで求めているかは知らないが、王道ファンタジーを好んで読んでいた私には、推薦図書を読解する力が無かったということか。どんぐり山の山姥と人間のほっこりストーリーなんかより、剣と魔法とドラゴンが好きでした。
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