「コロナ禍」という表現に感じたこと
初めてコロナ禍という表現を見たとき、意味が伝わりにくいと感じた。禍という見慣れない漢字が入っているからだ。字数が少ないため文字媒体では使われるが、音声媒体ではあまり使わないらしい。情報メディア、人に伝えるということは何とも難しい。
ちなみに私は禍の意味を知っていたので、コロナ禍という表現はすぐ理解できた。なぜ知っていたかというと、大人気漫画「NARUTO」の影響である。まさかである。
物語中盤で、仲間のピンチに駆けつけた主人公ナルトが使った技に「颶風水禍の術(ぐふうすいかのじゅつ)」がある。ここに禍の字が使われている。当時学生の私は「かっけー!!」と興奮した記憶があり、それが知識として蓄積されていたのだ。漫画(そして中二病)のおかげで、知識のインプットができたとも言える。人生、どんな経験が役に立つかわからないものですね。
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