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ヒトは生きるために他人を誹謗中傷する

 あくまで持論だが、ヒトは社会的地位を得るために他人を誹謗中傷する。社会的地位を得る≒社会で生き抜くなので、生き抜くために他人を誹謗中傷する(攻撃する)とも言えるだろう。

 人が他人を攻撃する理由を挙げてみた。①自分を守るため ②社会的地位を確立するため ③共通の敵を作り団結するため ④弱い者いじめで優越感を得るため

 ①自分を守るため:自衛のための攻撃がこれにあたる。倍返しだ!。真剣勝負の世界や、些細な口喧嘩はこれに該当する。

 ②社会的地位の確立:コミュニティ内での陰口などが当てはまる。お局様の行動原理はこれだろう。他にも、村八分やいじめ、差別もこれが理由だと思う。上下関係の「地位」を得なければ人は安心できない。理由は何でもよいのだ。例えば、黒人差別がこの世から無くなったら、次は黒髪差別が始まるだろう。

 ③敵を作り団結するため:政治的思想や、宗教がこの要素を持つ。主目的は仲間意識による安心感なのだが、派閥の常識に染まってしまうと過激な攻撃になりがちだ。また、いじめ等もこの団結意識要素を含んでいる。

 ④弱い者いじめで優越感を得る:SNSの誹謗中傷などだ。日常で心が満たされていない人が、優越感によって精神を安定させるために行っている。勝手な正義感で人を叩くことも、精神の安定を図るための行動だろう。そして、精神の安定も生きるために必要な要素だ。

 一つの原因ではなく、複数の原因が絡むパターンがほとんどだろう。その中でも②の生き抜くために他人を蹴落とすことが、他人を攻撃する主な原因だと思う。

 なかなか根深い問題だが、他人をむやみに攻撃しないためには、精神的な自立(自律)が重要だ。生活や心が満たされていれば、プラスに始まる人間関係を築ける。マイナスの感情を抱いたとしても、「この人は不安定なんだな」と予想することで、誹謗中傷に付き合わず受け流すことができるだろう。なお、SNSで他人を叩いている人は、金魚でも育てて心を満たしてください。

 ちなみに私は、上司にぐちぐち言われても「こいつは④だな。心が満たされていないんだな。」と思うことで受け流している。さらに言えば「心が満たされていないんですねwwかわいそうww金魚でも飼えば?www」まで思っている。下品ですいません。

 誹謗中傷してくる相手を「かわいそう」と見下すのも、防衛策としては効果的だ。あまり褒められた話ではないが、日常に取り入れられる現実的なラインではないだろうか。

 一番の理想は、他人を攻撃せずとも精神が満たされている状態だろう。大きな欲を持たず。決して怒らず。サウイフモノニワタシハナリタイ。一日ニ玄米四合ハタベスギダトオモウヨ。

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