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マデイラ島でのくるみ割り人形
この時期になると思い出す、マデイラ島で踊ったくるみ割り人形のこと。
金平糖と雪の女王を同じ人が踊るという演出で、5回の公演を両方踊りました。かなりハードな舞台でしたが衣装や、シナリーはとても豪華でかわいらしく踊っていてとても楽しかったです。
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マデイラ島にある歴史ある古い劇場、Teatro Municipal Baltazar Diasでの舞台。
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とても美しい劇場で、町の中心部にあります。
ヨーロッパは町の中心に劇場があることが多く、人々が劇場とともに生きてきた歴史を感じます。
昔はこの劇場に来るのにリスボンから船で踊りに来ていたそう。970㎞の距離です。
この劇場はとても傾斜が強く、ピケターンは坂を上り、くだるようでとても大変でした。
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マデイラ島は一年中暖かく、常春の島と呼ばれています。人々も穏やかでのんびりした人が多い印象でした。リハーサルの予定も決めた時間に始まらず、時間になるとだんだんと人が集まり、とりあえずみんなでカフェに行き、ゆっくり帰ってきてようやくはじまるので大体開始時間が予定の1時間ぐらい遅かったです。
ポルトガルではカフェにいく人が多く、1日に2,3回行く人もいました。毎日カフェに行く習慣があるポルトガルの生活が大好きでした。
リハーサルも日々の生活も気候も穏やかに過ぎていきました。
またマデイラ島を訪ねたいものです。
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