見出し画像

#6 バレエ以外のトレーニングは必要なの?

こんにちは。バレエメイト運営者の金田です。

突然ですが、踊りの上達や美しい筋肉を手に入れるためには
【バレエ以外のトレーニングは必要でしょうか?】

皆さまの答えは YES or NO ?早速一緒に考えていきましょう!

■綺麗な筋肉をつけたい

先日、バレエメイトのもとにこんな疑問が届きました。

綺麗な脚の筋肉をつけるために
ジムとか通っている方が多いのか気になります。

ということなのですが、バレエメイトに寄せられるお悩みの中にも「太ももが太くなったのですがどうしたらいいですか?」なんて聞かれることがあります。バレエをやると足が太くなる?綺麗な筋肉が付かない!と感じている方は実は多いのかもしれません。

ですが、運営者的には正しく使うことができれば、バレエの動きだけでも十分綺麗な脚のラインはできると思っています。

では、なぜ太くなってしまうのか?太くなった筋肉はどのようにして改善していけばいいのか少しお話します。

■バレリーナが言う脚が太いとは?

ダンサーが言う「太ももが太くなってしまった」「ふくらはぎが太くなってしまった」という嘆きと、運動をしていない方の「太もも痩せしたい」「ふくらはぎをキュッとさせたい」という嘆きには大きな違いがあります。

前者は鍛えすぎたことによる筋肉の発達によるもの。後者はおそらく脂肪が付いている状態を指します。なので、ダンサーが脚痩せをしたいと思ったときは、その部分を極力使わないようにすれば筋肉は落ちます!

「いやいやwwそんな簡単に言うけど、レッスンしながら使わないなんて無理だし!」

という声が聞こえてきそうですが、レッスンをしていて特定の筋肉だけが太く発達してしまうときは、必ず原因があるのです。

それは、骨盤のプレイスメントやからだのアライメントが崩れていることだったり、長年の癖や筋力バランスがかたよりでどうしてもその部分を多用しまうことが原因と考えられます。

そういった場合は、その根本的な部分「アライメントの調整・弱くなってしまった筋肉を鍛えバランスを整える」必要があり、それを改善するにはバレエ以外のトレーニングを取り入れたりしながら、レッスンだけでは意識しきれないからだの使い方を見直すことが重要となってきます!

■バレエ以外のトレーニングに通っている人ってどれくらいいるの?

では、どれくらいの方がバレエ以外のトレーニングを取り入れているのか?また、どんなジャンルのトレーニングをしているのか?Instagramでアンケートを実施してみました!回答してくださった皆さま、ありがとうございました♡

画像1

結果は、[21%の方が通っている・79%の人が通っていない]ということが分かりました。また、トレーニングのジャンルで最も多かったのは、1位ジャイロ、2位ピラティス、3位ジムという結果になりました!

名前は聞いたことがある方もいるかもしれませんが、よく知らない方もいらっしゃると思うので、1位、2位のジャイロピラティス、聞き馴染みがあまりないかも?4位のバーアスティエアスレチックトレーニング。これらがどんなエクササイズなのか簡単にまとめてみました。

画像4

※クリックすると拡大できます。

トレーニングの効果や目的・特徴を見ると、これらのトレーニングでは、リハビリや筋肉量を増やしたりボディメイクをすることはもちろんできますが、同時にからだを思い通りに動かせる能力(パフォーマンス力)も鍛えることができるということが分かります。

おそらく、ここに通っていると答えてくださった方たちも パフォーマンス力の向上を目的として始められた方が多いと思います。ちなみに、牧阿佐美バレヱ団で主役などを踊られている織山万梨子さんは、アスレチックトレーニングを取り入れていらっしゃるそうです!

というわけで、もしあなたが、踊りの質やパフォーマンス力を上げたい!と思うのではあれば、バレエ以外のトレーニングは必要だということが言えるでしょう。

ちなみに、からだを思い通りに動かすことが苦手な大人バレエ初心者の方にも、これらの4つのトレーニングはとても有効です!

■多方面からものを見る

画像3

また、これは運営者の勝手な考えですが、バレエ的な視点だけでなく、違った方向からアプローチすることで、見えてくる考え方、見えてくるからだの使い方、感覚があるはずです。

例えば、マリインスキーの石井久美子さんや他のダンサーさんや専門家たちのYouTubeや本どを見ながらトレーニングを実際やってみると
『今まで何となくこうだろうな』と思っていたことが「やっぱり間違っていなかった!」「なるほどそういうことか!」と腑に落ちる。自分の感覚を確信したり新しい発見に繋がるのです。

そういった知識やこれまでの実践の経験が蓄積して自分の知識となっていくので、そいうった観点からもバレエ以外のトレーニングを取り入れることはとても良いことだと思います。

■まとめ

というわけで、総合的に見て
【バレエ以外のトレーニングは必要でしょうか?】の答えは

YESです!!

まだ小さなお子様であれば、本を見たり、動画を見たり、お教室のみんなでやっている腹筋や背筋などのトレーニングだけで十分でしょう。

ですがもし、今後プロになることを考えている中高生や怪我や慢性的な痛みなどがある方、伸び悩んでいる方などは、是非バレエ以外のトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか!

■最後に:自分にあったものを取り入れよう!

先ほども書きましたがが、トレーニングによって目的や特徴があります。いただいたアンケートの回答からざっとジャンル分けしてみました!

画像3

もちろんこれ以外にも様々なジャンルのトレーニング方法があるので、自分に合うものをどんどん取り入れてみてくださいね!

運営者も昔から良く捻挫をしていて、留学中には捻挫でくるぶしにヒビが入ったり、大切なバレエ団オーディションの前に大きな捻挫をして泣く泣く参加を断念したり…。それで、バレエ専門のトレーナーさんにお世話になり、そこから捻挫をしなくなりました。

やっぱり、バレエのレッスンだけでは補えない部分はあると思います。今の自分に何が必要なのかをしっかりと見極め、いいことはどんどん取り入れながらさらなる高みを目指して頑張ってください!

バレエメイトは応援しています!

______________________________________________


バレエを愛する全ての方々を応援し、[バレエがもっと好きになる」そんなキッカケをたくさん作り、少しでも日本のバレエ界の発展につなげていけたら..

という思いで、配信しています。
もし宜しければ、𝗻𝗼𝘁𝗲にてフォローや記事へのスキ♡
そしてサポート(支援)を送って頂けると励みになります。

どうぞよろしくお願いします。

記事がいいなと思った方、是非サポート機能を使って応援をよろしくお願いいたします。一緒にバレエ界を盛り上げていきましょう!