【前編】リブランディングを果たしたBalleggsの学芸大学本店がリニューアルされるまでを大公開
学芸大学本店の店舗コンセプト
ブランディングからのアプローチを空間にも落とし込むことで、視覚的に効果を強めていくために3つの軸で検討しました。
1:ブランドイメージを視覚的に空間に落とし込む
丸みのあるロゴマークの特徴を活かして曲線を空間にいれています。
また、Balleggsブランドカラーのブルーとオレンジも空間のアクセントで取り入れています。
2:社内と外部の動線確保
スタッフとお客様の動線を完全に分けた計画をしています。店舗にいらしたお客様と店内で接客しているスタッフの動線が交わらないような設計を心がけました。
またスタッフの回遊性を高めた接客スペースになるように、接客スペース内とバックヤードの動線を徹底的に検討しました。
3:視線が通る店舗構想
改装前は、ポスターやエリアマップ、不動産図面でガラス面が埋まっていた部分を、もっと外からの店内の賑わいや設えがわかるように今回はサイン計画まで実施していきました。
改装中の様子(工事開始から~サイン工事まで)
それでは早速工事中の様子を見ていきましょう。
①工事開始前
多くの家具で空間が埋まっていた店舗でしたが、がらんとした少し冷たい空間になりました。
②墨出し
いざ、墨出し開始。
図面を見ながら現場で1/1の図面を書いていきます。
③大工工事
いよいよ壁・床を作るための下準備の大工工事が始まりました。
壁の位置が徐々にわかってくるので大工工事はやっぱり見ていてワクワクします。
④ボード貼り
ついにボードを貼られ、本格的に空間がカタチとなってきました。
個室空間、カウンター、執務室と店舗の間仕切りが徐々に完成形に近づいていきます。
⑤塗装工事
ついにBalleggsブルーが壁に入りました👏
ブランドカラーにこだわりたかったので、ここは塗装で仕上げていただいて大正解です。綺麗に塗装していただきました。
⑥壁パネル工事
木の優しい色味が空間に映えます。主張しすぎず、しっかり空間に馴染んています。またクロスとの相性も◎です。
⑦サイン工事
いよいよ改装工事も大詰め。
内装、外装のサイン計画を今回は非常にこだわりました。
次は内装側からサイン工事を見ていきましょう。
工事総括レポート
プロジェクトメンバーで本当にたくさん試行錯誤した店舗がついにカタチになりました。
多くの職人さんに関わっていただいて、一緒に理想をカタチにしていく日々は、時に緊張感もありながら、店舗オープンまで楽しみに施工を見守っていました。
次回の記事では、実際にどんな店舗に仕上がったのかをルームツアー形式でお伝えします。
Balleggs学芸大学本店について▼
東京都目黒区鷹番2-5-21
東急東横線「学芸大学」駅より徒歩3分
リブランディングのお知らせについて▼