バリ島(インドネシア国内)の経済の話と、最近人気のカフェ事情
ここ数年のバリ島は、間違いなくカフェブームが来ていて、お洒落なカフェが、各地に続々と誕生しています。
お洒落なだけでなく、本格的なコーヒーが飲める事が絶対条件で、どこのお店もエスプレッソマシンや、コーヒーマシンが置かれています。
インドネシア人は、世界トップクラスのお金持ち?!
コーヒーマシンって、バリ島(インドネシア)で買うと、とても高額なんです。
国が定める最低賃金から換算したら、数年分に値すると思います。
でも最近では、ローカル経営のカフェでも、必ずマシンが置かれているので、これだけを見ても、バリ島(インドネシア国内全体)が新興国として発展していることが伺えます。
正直、コロナに関係なく、お金持ちのインドネシア人は多いです。
インドネシア人の富裕層のレベルは、世界でもトップクラスの桁違いです。
ちなみに、インドネシアの富裕層の人々の事業は、有名人・医者・政府関係・起業家などの他、「煙草産業」も多いです。
インドネシアは喫煙王国なので、納得です。
インドネシアの首都であるジャカルタは、バリ島とは全く違う場所で、かなりの都心です。
高層ビルが立ち並び、日系企業や世界中の企業が沢山進出していて、まるで「東京」です。
その点バリ島は、観光業をメインとしている小さな島なので、「沖縄」といった感じでしょうか。
貧富の差が激しいインドネシアで、変化する人々の暮らし
インドネシアが ''新興国'' と言われる反面、''後進国'' から抜け出せない理由の1つは、貧富の差が激しいこと だと思います。
日本と違い、インドネシアでは、国民の中で貧富の差がかなりあり、都心部には富裕層が多い反面、各地で生活レベルが全く異なり、貧しい人々も多いです。
インドネシアは、約14,000 の小さな島々から成り立っていて、人口数は、世界4位となる 2億4,000万人 です。
インドネシアの富裕層は、生まれた時からお金持ちなので、国民の貧富の差は、今後も広がる一方なんだと思います・・・
バリ島内でもそれは垣間見る事が出来、やはり他の島からの移民は、出稼ぎ労働者が多く、安い賃金で力仕事などをしている人が多い印象です。(もちろん中には、お金持ちの移民も居ます)
私が続けている、毎月100人にお弁当を無料配布するボランティア中も、ゴミを拾ってリサイクルしながら生活している人々を沢山見かけます。
※上記の写真の人々は、大体がジャワ島出身の移民です。
ただし、バリ島ローカル(バリ人)の中では、貧富の差は多少あるものの、路上生活をしているような困窮者は少ないように思います。
やはり、バリ島が地元であることや、実家があったりするので、そこまで生活に困窮する人は少ないのだろうと思います。
バリ島で、カフェや高級ビーチクラブが流行る理由
そして最近は、バリ島の若者の中でも変化があり、パリッとした服装を好み、レストランやカフェで食事をする人も多くなりました。
デート中のカップルを見ると、その傾向が分かるのですが、2人共きちんとお洒落をして、良いバイクや車に乗って、ショッピングモールや街中のレストランで食事をします。
ビーチでサンセットカクテルを楽しむカップルも多いし、数年前とは少し雰囲気が変わってきているような気がします。
バリ島内に点在する高級ビーチクラブも、国内旅行でバリ島を訪れているインドネシア人で超満員です。
1日数万円するVIP席も、インドネシア人が占領しているし、そういった高級な施設やレストランで過ごすことが、ある意味ステータスなのかなと思います。
数年前のバリ島では、そこら中にビーチボーイが居ましたが、最近は少なくなっていて、ホテルマンやレストラン、企業で働くことが、若者の中でステータスになっているような気がします。
バリ島の若者ローカルが集まる、クタ地区のデウィスリ通り
バリ島のクタ地区にある『デウィスリ通り』は、若者ローカルが集まる人気のエリアです。
毎日夕方になると、通り沿いに出店や小さなお店がオープンし、そこにフードコートスタイルでテーブルがセッティングされます。
音楽のライブもあったり、食べ物や飲み物も安いので、若者にとっては憩いの場になっていると思います。
デウィスリ通りも、デートスポットとして最近人気のスポットです。
旅行者も、食べ歩きが楽しめるエリアなので、訪れてみると良いと思います!
デウィスリ通りにある、24時間営業のカフェ【Kang Abuy】
私もよく利用するカフェなんですが、デウィスリ通りから1本路地に入った所にある、『カンアブイ / Kang Abuy』は、24時間営業のカフェです。
ここでは、バリ島では珍しく バンドゥン料理 が提供されていて、コーヒーも美味しいです。
土地柄なのか、料金設定もとてもリーズナブルで、wi-fi速度も早いのが好印象!
週末には音楽ライブが行われることもあり、いつもローカル達で賑わっています。
【カンアブイ / Kang Abuy】
📍クタ地区、デウィスリ通り
営業時間:24時間
Instagram:@kangabuy.official
Google Map:https://g.page/kang-abuy-coffee-eatery?share
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少しづつ進化している、バリ島やインドネシアの経済や生活について。
私の個人的な視点ですので、実際にはもっと様々な人間模様があると思いますが、間違いなく新興国になりつつあると思うので、今後の発展に注目していきたいと思います!
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