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絵について

私は絵を描くことが好きです。
進路もデザインを学べる大学を選択しました。
大学の授業を受けていたり、なんとなく落書きしていたり、ネットでみんなの絵を見ていたりしていると思うことがあります。

絵のうまいへたって何が基準なのだろう。

そもそも絵に対して巧拙と言ってしまうこと自体、失礼でおこがましいのかもしれません。
そこに存在している表現物が誰に対して何を意味しているのか。
何を感じるのかを考えることが最適解ではないかと思います。

デザインにおいて、絵の巧拙はあまり関係ないと思います。
デザインはビジュアルコミュニケーション。対話です。
必ず発信者と受信者がいます。
文章を書くときと同じように、拙いものであっても伝えたいことがちゃんと伝わればそれでいい。
むしろ技術に任せて作ったものに対して、全ての人が共感してくれるとは限らない。
エゴイズム、勢いとかも大事だとは思います。
しかし自己満足で終わらせてはもったいない。

個性の話

最近社会に出回る絵が似たり寄ったりに感じます。
日本のアニメの影響でしょうか。
「こういうのが好きなんでしょ」な絵が増えた。
綺麗な線画、万人受けする絵柄、色。
とても技術を持っていて、人気で好かれていることは間違い無いでしょう。
私が気になるのは個性の没化です。
そう考えると人間関係と同じだなあ。個性を自分で押し殺す感じ。

元から美しいものを見たいのではなく、くだらないものが美しく見える角度を知りたい。その魅せ方に感動したい。

こんなことをずーーーっと考えています。
結論はまだありません。
自分だけのデザイン観、美的感覚を発見したいと思っています。


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