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絵を描きまくった年

今年がどんな1年だったかというと、絵を描きまくった年です。
昨年の今頃にデザインが学べる大学に進路が決まって、吹っ切れたのだと思います。
大学が決まる前までは、勉強のこともあり本当に絵を描いていて良いのか迷いがありました。「所詮趣味だろう」と自分に嘘をついていた時期もありました。

そうだなあ。
最も問題だったのがやはり進路ですね。
周りからは教員などの職業を目指しても良いのではと言われたことがあります。それでも人から言われた通りにするのはなぜか気乗りしなかったのを覚えています。敷かれたレールを歩くのは面白くなさそうだと思ったからです。
進路を決めかねていた時期、一度だけ自分が何をしたいのか大真面目に考えた日がありました。
大学の一覧が載っている分厚い本とにらめっこをしながら、紙に殴り書きでメモをして熟考していました。
今考えると、それは現在では常日頃行っているデザインのアイデア出しのようなものだと思います。
しかもかなり哲学的なロンリーブレインストーミング。
紙に書かれているのはデザインとか、表現とか、視覚伝達とか。
とにかく社会に何かを発信したい様子でした。
あと学ぶことが呼吸をするように自然で、辛くならないところがいいなと思っていました。
それで最終的に大学では視覚デザインを学ぶことに決めました。
自分にとって非常に最適な選択をしたと多います。

冒頭に話が戻り、大学合格と同時に絵を描く衝動の制御が外れました。
「将来の仕事のために絵を描いている」と言うと堅い印象になりますが、まあそういうことです。
絵を描くことへの絶対的肯定。
側から見ると至極どうでもいいことかもしれませんが、私からすると足かせが粉砕され、ぼんやりとした不安が吹き飛ばされ自由になったような感覚です。
めでたしめでたし。
来年も周りから何と言われようが、絵を描いていると思います。
絵はビジュアルコミュニケーションですから。
コミュニケーション!
絵のコミュニケーション能力ならどんどん上げていけると思います。

2023年の絵たち

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