見出し画像

背景を作る

こんにちは。

在宅ワークもある程度当たり前になり、オフィスワーカーの方であれば、家で仕事をすることも少なくないでしょう。
会議であっても家にいながら参加出来るので、大変良い時代になったなと実感しております。
私自身はほとんど外にいるスタイルで仕事しているので、あまり恩恵はなく、クライアントの打ち合わせもzoomなどで出来るため、現地に足を運ばずに済むことから間に合わないということもなくなり、むしろ忙しくなった印象はあります。
それだって仕事が滞りづらくなったという意味では良かったとは感じています。
また仕事でリノベーションの実施をしていく中で、ワークスペースを設けることもかなり当たり前となってきました。
特に働き世代であれば、そのような場所があることが生活上の利便性が高くなる要因ともなります。
仕事をするためにはある程度、周辺機器を揃える必要もあるため、電源やインターネット環境を整えることも大切です。
設備さえあれば仕事は出来るわけですが、よりこだわればスピーカーやマイク、カメラなどを改善するとより環境が整うでしょう。
ただ、一点見落としがちな点として背景は整っているでしょうか?

ご自身の目に入るものは整えることを積極的に実施できるかもしれませんが、いざテレビ会議を行うと相手に見えるのは自分と背景だけとなります。
背景を変えたり、ぼかしたりすることが出来ることはもちろんみなさんご存知だと思いますが、もし背景が見えても良い状態であればそのことを気にする必要もありません。
いちいち設定を確認する必要もなくなります。
ですので、もし余裕がある方はカメラ越しの背景を作ることを意識してみてはいかがでしょうか。

しかし、いざ背景を作るとなると結構大変なことに気がつくと思います。
カメラで見える範囲は意外と広いため、むしろ範囲を限定することから始めることをお勧めします。
まず背景が壁となると1番簡単に整えることが出来ます。
ただ、もしその壁の手前が動線とかであると、家族が行き来するたびに写り込んでしまうため、利便性を低下させてしまいます。
おすすめとしては、ロールスクリーンやカーテンなどを設けて背景を作ってしまえば手っ取り早く範囲も限定することが出来ます。
また、使用しないときは上に上げておいたり端にまとめておけば生活の支障となることもないでしょう。
次におすすめすべきは、やはりちゃんと壁を作ってしまうことです。
多くの方は椅子に座りながら仕事をすると思いますので、椅子を引き切っても入れるスペースだけを設けてすぐ後ろに壁があればそれで背景となります。
ワークスペース自体を区切ることも出来ますし、光や音環境の調整という意味でも壁があることは役に立つでしょう。
ワークスペースは壁際にデスクを設ける計画が多くなる傾向が強いと思いますが、それでは後ろが大きい空間であり、背景として見えてくるものは多くなります。
部屋の大きさから実施が難しい可能性もありますが、余裕がある方は壁を造ることを検討してみてはいかがでしょうか。
あとは、上記でも触れましたが背景が壁となるようにデスクを配置することです。
そうすると、正面が空間に対して向くことになるかもしれません。
そのため仕事に集中できないや周辺機器の電源や配線類の処理が大変になる可能性はあります。
その際は家具で簡易的な間仕切りを設けたり、配線類を収納する備品類が必要になるかもしれませんので、ご注意ください。

在宅ワークに限らず、動画配信をすることさえ今では決して珍しいことではありません。
そのような方々はそもそも気にしているかとも思いますが、ご自身の居場所が自宅で良くなったことは、動画を通して相手にどのような影響があるのか一度考えてみて、改善する必要があるかどうかご検討頂ければと思います。

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?