役者を辞めて就職します

私事ですが、明後日19日から始まる舞台「どんな些細なことでも恋させて」と、8月の舞台「すべての魔女たちへ」の劇団やりたかった2つの公演をもって、役者を辞めて就職しようと思います。


色々と理由はあるのですが、普通なことにチャレンジしようと思ったことが一つにあります。ゲイの自分は普通には生きられない、認められないとずっと思い込んでいました。今回の自粛期間、10年間の一人暮らしでほとんどしたことのなかった自炊や掃除を初めてちゃんとしてみて、出来ないと思ってた普通ができることから、今までの自分の原動力が普通への逃避と反抗だったと気づきました。(その上で出会えた素敵な人たちにはとても感謝しています)

来月30歳になること、今年2月に5年ぶりに帰省したこと、今回のコロナで自分には全部を犠牲にし続けられないと思ったこともあり、役者を辞めて就職しようという考えに至りました。

辞めてからの就職先はまだ決まっていませんが、人とのコミュニケーションを大事に誠実に生きていこうと思っています。

3年間、舞台や出させていただいたTVを観てくださった皆様、本当にありがとうございます!残り2つの公演、全力で努めさせていただきます。


まずは明後日から始まる劇団やりたかった「どんな些細なことでも恋させて」が始まります。

高校の職員室でのお話です。文系と理系の意味のない争いや、水面下で行われる派閥争い、そんなシリアスな職場の中で僕はマザコンの教頭先生役をやらせていただきます。ぷぷぷと笑える90分間のシチュエーションコメディです。

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このような大変な状況ではありますが、もしもご興味ありましたらコメントでもメールでも。

katsushihiyama@gmail.com

※【新型コロナウイルス対策】について一読いただければ幸いです。

https://yaritakatta.wixsite.com/gekidanyaritakatta/taisaku


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