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プロになる前のあれこれ①

こんにちは。暴露系Jリーガーです。

僕の正体に関しては、こちらのnoteから

今回はみなさんはあまり知らないであろう
プロになる前のプロセス、契約などの話を
していこうと思います。

パッと契約するわけではありません。
いくつかの工程を経て、その時々の
プレッシャーと闘いながら勝ち取ります。

僕は自分を含め、そんなプロサッカー選手を
尊敬します。

この記事を見て、どれだけプロサッカー選手に
なることが難しいことなのか、
どういった門をくぐって今のサッカー選手たちは
プロとしてプレーしているのか参考になればと思います。

そしてなおさら推しの選手を応援したくなった、
プロサッカー選手のことをもっと知りたくなった
サポーターとしてもっと熱の入った応援をしたくなった
などプラスに働いてくれると幸いです。
それでは本題に入っていきます。

まず早速ですが、簡潔にお伝えすると
サッカーの世界ではプロとして契約を結ぶには
”スカウト”される必要があります。

野球とは全く違うシステムです。

野球だとドラフトという制度があり、
選手は指名をされて球団に内定をもらいます。
逆に考えると野球選手は入りたい球団を選べない
ということです。

ちょっと調べてみたところ、野球は能力が
そのまま結果に反映されやすいスポーツなため、
各球団の能力が均等になるようにするためだそうです。

面白いですね。

であるとサッカーはほぼ正反対で、選手の能力が
そのままクラブの力に反映されるとは限らないです。

サッカーは個人戦術ではなく、グループ戦術が
勝利するための要素を多く含みます。

今年は好調ですが、ヴィッセル神戸を例に挙げると
サッカー界のスーパースター、イニエスタ選手が
いたとしても最終的には2022シーズンはJ1で13位でした。

大谷翔平は1人でホームランを打てますが、
イニエスタは1人でゴールを取ることは
とても難しいのです。

でもこれがサッカーの面白さでもあります。

話を戻すと、では内定をもらった選手というのは
そのクラブにそのポジションでこんな特徴を
もった選手じゃないとスカウトされないということです。

行きたいクラブがあるけど、そのポジションが
クラブ内で飽和していたら内定をもらうことは
難しいということになります。

逆も然りで、今まで関わりのないクラブでも
必要とされれば内定をもらえる可能性もあります。

勘のいい人はわかると思いますが、
プロサッカー選手になるには自分の特徴を
理解しておくことはとても重要なのです。

この話はまた別で詳しくします。

フローとしては
このような流れです。(今回は大卒の場合)

上のカテゴリーで公式戦にスタメンで出場

スカウトの人がコンタクトを取ってくる

実際にクラブの練習に参加する

後日連絡が来る

この流れになります。
肌感だと4つくらいの試験を乗り越えての
内定となります。

就活で例えるとエントリーシートから
3次面接までといったところでしょうか。

まずある程度高いカテゴリー(ほぼ1部)で
スタメンとして出場がマストです。

これがまた難しい、、
レベルの高い大学生となると選手権で
優勝したことのある選手や
ユースとして二種登録でプロの経験がある
選手などの名前がずらりと並びます。

その中で4学年あり、人数の多い中で
競争を勝ち抜いていかなければならないのです。

能力のある選手や高校まで結果を出し続けて
きた選手でさえ、挫折し諦める選手も
大勢います。

僕自身、なんであの人は辞めてしまったんだろうと
思う選手はいくらでもいます。

そしてさらに出るだけではなくその試合で
他の選手より光るものをプレーで表現
しなければ練習参加の話はありません。

大学生として、大学のサッカー部を勝たせるために
そして自分自身がアピールするためにプレーすることは
すごく難しい感情が生まれてきます。
その環境下で表現しなければなりません。

スカウトから話が来た後のことは
内容が多くなってしまうので
次の記事でお話しします。

さあどうでしたでしょうか。

思った以上に厳しい世界なんだと
改めて思ったのではないでしょうか。

その日、調子が悪かったら、
その日、怪我をしてしまったら
その日、スカウトが見にきてなかったら

呼ばれないのです。
内定はもらえず、プロになれないのです。

こんな世界でプロサッカー選手たちは闘っている
ということを知ってもらえたらと思います。

そしてここからの話がより面白いと思うので
楽しみに待っていただければと思います。

今回も読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに。

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