パパ、どうして くさい の? A
「ねえ パパ なんで」はQ&Aで構成されています。
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梅雨に突入し、噎せ返る都会の満員電車は、半袖でふれたおっさんの背中などがジンジワに湿ってらして、もちろん自分もなんですけど、もうちょいなんとかならんのかいなって固く目を閉じる無限の時間です。
特にスーツの皆様、企業戦士ってとこなんかも知れませんけど、なんて機能的でない服装着てますのんって思ってしまいますよね。
チンピラみたいな恰好してる僕みたいなもんは、見下されてるんだと思いますが(極度の被害妄想)、こっちからしたら、自分で着る服も選択できん役職風情がなに見下してけつかんねん、って感じです(酷い)。
誰かが決めた服装で、それ着とけば世の中の人も、その人をまともだって思うような、着てるのか着せられているのか、なんだかよくわからない服、スーツ。
中のシャツはネクタイ締めるために第一ボタンまでびっしり止めて、袖とトンネル効果を絞りに絞り、ぽんぽんに熱した身体から押し出されるように噴き出す額の汗を、ハンカチなんかでぬぐってますけど、それポケットに戻した時点から、黴菌の繁殖はとどまるところを知りませんぜよ? ってなります。
ほいで夕方んなったらコウバシイカオリを漂わせて(なんなら朝からバッドモーニングな方もいらしゃって)、ほんまにスーツって概念が怖いねん、って思いながら生きてます。
だいぶ、マシになりましたけどね、クールビズだかクールポコだか知らんけども(やっちまっては、ない)。
日頃の清潔感に対するアプローチはもとより、軽装でも汗かいてしまうのはもうしょうがないとして、そない汗かくんやったらシャツとスーツ手にもって、会社で着替えろよって思うんです。
ま、可能であればやりたいって人も、多いんやろうなあ。
そういうの関係なく、ニオイでお悩みの方もいらっしゃるでしょうしね。
スーツの皆様が社会を支えてくれてるんやろなってのは重々認識はしていますけど、女性の服装がそうでない事を考えると、同時に、現代社会のどうしようもない部分も、支えてしまってるのは確かなんですよね。
モンティ・パイソンやBASTARD!!‐暗黒の破壊神‐などでも揶揄されるいき過ぎた騎士道精神よろしく(スーツ=騎士の全身鎧スーツアーマーに由来)、その姿が社会や秩序を守ってるみたいな感覚にしてしまうのは、ある意味、呪われた装備なのかも知れません。
真夏なんかは、Tシャツ一枚なのに、娘を保育園に連れてった時点で汗だくだったりもして、移動後に一枚着替えたいくらいやけど、その脱いだシャツどこに仕舞うねんって、途方に暮れるのがおっさんの夏の思い出です。
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