パパ、なんで やきゅう みるの? A
「ねえ パパ なんで」は
Q&Aで構成されています。
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魅惑のスポーツ!
だと思います。
投手という選ばれた人間が投げた球を、棒で弾き返し、グローブで掴みにいく。四角なのにダイアモンドと呼ばれるその四隅に置かれた座布団を踏んで回り、還ってきたら一点。
なんじゃいそのルール。
軟球というボールもありますが、基本は石みたいなカッチカチの、当たったら怪我じゃすまんようなボール(実際、頭部付近に投げてしまうと退場になる)を自動車でも出したらアカンような速度で投げて。
めちゃくちゃしよんな。
左手で投げられる事が重宝はされたりするんですね。でもその左利きの子たちは、ほぼ半分近い(しかも座布団を守護する花形の)守備位置を守ることができなくなるんですよ。
そんなことある?
さらに、打者とキャッチャーと審判を除く、それ以外の全員の左手側を右翼(ライト)って呼んだり。観客もいれたらほぼ70%の人々の左手がある方をですよ? 外野の真ん中守ってる中堅手・センターの左手の方がライト!
ややこしすぎる!
まあやる人間(プレイする選手)だけの視点で言えば、攻撃側(打つ方に回る側)の全員はダグアウトと呼ばれる塹壕から見てるので、僅差で右って言ってもいいかなくらいのもんではあるんですけどね。
みたいな変な気を遣わすなよ!
一塁手・二塁手・三塁手のほかに、急に遊撃手なんてのが出てくんねんから、外野手は第一第二第三とかABCでよかったんちゃうんかい。
クソダサいですけど。
みたいな喉奥の酸っぱい感じを全部包み込んでも余りある面白さなんですよ、野球っていうスポーツは(膝をつき涙を流しながら)。
ゆっくり観れますしね。僕みたいなクソ素人の個人でも、わかったようなツラして作戦とか配球とか考えたり出来て。
他のスポーツだとなかなかそうはいかないです。サッカーとか、作戦の優劣や、それが嵌まってる嵌まってないの判断難しいですもんね。
偉そうなこと言うてるけど、プロがそこを手こずってんねんから、お前に解るわけないよね? みたいなことを上から目線で言ってる、サッカーまともにやったこともない小太りおじさんめっちゃいますし。
野球はその点、その場で結果が出ますから。確実にたまたま(球をつかうだけに)なのに「ほらー!」って言える。偉そうに言ってる人間をも滑稽に捉えられる、そこまでを含めて野球(NODAMA)!
草野球と呼ばれるそのへんのグラウンドで、経験者と未経験者が混じってやってても、そこそこ奇跡が起こる確率が高いのもいいです。他のスポーツでは以下同文。
4歳娘も、お風呂でペットボトル構えて「ぱぱ、ぼーるなげて」とスーパーボール(深大寺のガチャガチャで出てきたぬりかべの)を弾き返してます。パパの鼻先を豪快スイングしつつ。
コロナや子育て、その他の色々で(ほんまに、色々あるなあ…)で、最近は出来てないんですが、久しぶりにやりたいなあ、と何もしていないのに痛む肩をたびたび回しては顔を顰める日々です。
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