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女の子がガンガン人を○す映画を見てきた【ミスミソウ】



ミスミソウ
落葉広葉樹林の下や縁に生えるキンポウゲ科の多年草。早春に開花するので,ユキワリソウ(雪割草)ともいう。
花言葉:『信頼』『期待』『和解』『自信』


前回、「ひらいて」を見てから山田杏奈ちゃんに心を奪われた私は他の作品も見始めまして

なので、今回は山田杏奈ちゃん作品です。

大切なものを奪われた女の子が選ぶ、復讐の先とは・・。
「ミスミソウ」について


・あらすじ

2017年製作/114分/R15+/日本
配給:ティ・ジョイ

東京から田舎の中学校に転校してきた野咲春花は、学校で「部外者」扱いされ、陰惨ないじめを受けることに。春花は唯一の味方であるクラスメイトの相場晄を心の支えに、なんとか耐えていたが、いじめはエスカレートしていくばかり。やがて事態は春花の家が激しい炎に包まれ、春花の家族が焼死するまでに発展。春花の心はついに崩壊し、壮絶な復讐が開始される。(映画.comより引用)



・感想


とにかく、(山田杏奈ちゃん演じる)春花ちゃんが不憫で不運でしょうがない114分がずっー--と続く。あらすじで書いた通り学校内で春花ちゃんが壮絶ないじめが行われているのだが、いじめを行う加害者が本当にどうしようもなく、何なら春花ちゃんの親にまでターゲットにしちゃう辺り、なかなかにクソ仕様をこれでもかと詰め込んでいるため、見ているこちらのヘイトを向けさせてくれるキャラ達ではある。個人的に前半で春花ちゃんのいじめについて、学校にきたお父さんが階段を下りる時に画びょうがついた靴底で後ろからいじめっ子に蹴落とされるシーンがなかなかに胸糞でした。そして、そのヘイトを一段と増やすのが担任の先生でもあります。いじめを行う生徒を無視するだけでなく、春花ちゃんの親すら相手にしないので本当にこのミスミソウの世界線がやばい。全員まともじゃない。


だからこそ、アメとムチ理論で、春花ちゃんと家族の掛け合いが人一倍愛おしく見える。特に妹の祥子ちゃんとの掛け合いからも互いに大好きなことがこれでもかと伝わってくるため、作中の中でも唯一の癒し部分といえる。
ただ、前半でこの癒しすら消えるのでより春花ちゃんのことを思うと胸が締め付けられる。

お父さん(左)とお母さん(右)
妹の祥子ちゃん


そして、ある日事件が起きる。唯一春花ちゃんを気にかけてくれる、男の子相葉晄(みつる)くんと束の間の時間を過ごし、家路に向かっている道中、


相葉晄きゅん


自身の家が燃えていることを知り、火事によりお父さんとお母さんを亡くし命は助かったものの全身大火傷の意識不明。壮絶ないじめを受けても尚、耐えてきたのは祥子ちゃんを含む家族の支えや愛情があったからこそ生きてこれた。しかし、唯一の家族を失った彼女の心の音色が完全に変わっていく。ここからは視聴者のヘイトを開放するかごとく春花ちゃんがいじめっ子を〇していきます。目を刃物でぶっ刺したり、ボウガン使ったりなどを駆使していじめっ子を成敗していきますが残酷な描写が多いです。ただ、変にチープなため(個人的には)そこまでリアルさは感じられませんでした。ただ、そこから復讐劇と同時にさらなる鬱展開が来るのでメンタルが落ち着いてるときに見ることをお勧めします(笑)



・個人的なあれこれ

まずタイトルの「ミスミソウ」とは冬期間の寒い時期を耐え抜き、咲き誇る花が雪割草(ミスミソウ)。劇中でもまさに冬であり、春花ちゃんもこの厳しい冬を耐え抜きミスミソウのように、きれいな花を咲かせることができるのか。という意味合いがあるのかなと私は推察しています。


次に、グロテスク描写が多いためトマトがいっぱい出ますが、背景色が冬のため降雪と合わせて赤と白で芸術的な色合いになります。個人的には山田杏奈ちゃんの顔に返りt、じゃなくて返りトマトソースがかかるのですが、それがカッコよくて、女の子とトマトソースのコンボは合うんだなと。また、相葉くんを演じている清水尋也くんがマネキンの推し俳優さんの一人でもあるので、山田杏奈ちゃんと合わせて心躍っておりました(笑)

とりあえず、来週には山田杏奈ちゃんとこれまた推しの神尾楓珠くんの映画が控えているので今度はそれについて書ければ!
ではでは、、。



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