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ホラー映画かと思ったらミステリー映画だった【聖地X】

先日、ある映画の予告動画を見て、俄然興味が湧き、見に行きました。

良ければ見て欲しい👇


見た感じ「おっ、ホラー映画みたいだな、見に行くか!」

私の脳内回路は(ホラー映画だ!ホラー映画!!楽しみぃい)これしかなかった。

結果だけ申すと、タイトルの回収通りホラーじゃなかったwwww

ある意味予告で上手く見せる巧みさが凄いなぁって思いました。


そんなある意味、ジャンルの概念をぶっ壊す作品

「聖地X」について

2021年製作/114分/G/日本
配給:ギャガ、朝日新聞社


・あらすじ

夫との生活に嫌気が差した要は日本を飛び出し、兄・輝夫が暮らす韓国の別荘を訪れる。突然の来訪に驚く輝夫だったが、要の夫のだらしなさを聞き、妹の心の傷が癒えるまで一緒に過ごすことを決める。そんな兄妹はある時、「聖地X」と呼ばれる、奇妙な力の宿った未知の土地に、知らずに足を踏み入れてしまう。そこに入った者は精神を蝕まれ、謎の死を遂げていくという。有能な祈祷師も太刀打ちできず、悪夢はひたすら続く。忌々しい土地に根付く“約束された死”から逃れるべく奔走する輝夫と要だったが……。(映画.com)


・感想

最初に述べた通り、ホラー映画というよりはミステリーさ摩訶不思議さが際立つ作品でした。「聖地X」はオール韓国ロケとのことですが、正直韓国でやる必要ある?ってなりました。ただ、原作が未読なためもしかしたら韓国を舞台としているのは理由があるのかもしれませんが。

あらすじでも述べた通り、主人公の輝夫くん(岡田将生)と要ちゃん(川口春奈)が奇妙な力の宿った未知の土地に、足を踏み入れてしまうことで奇妙なことに巻き込まれていくことで知っていくその土地の秘密って?という感じ。他にも緒方直人さんや真木よう子さんなどたくさんの演者が出てくるのでそこはウキウキしながら見れます。ただ、怪物が出てきたり、驚かしてきたりなどの要素は本当にありません。むしろ超常現象に近いのかなと。なのでそういった類のものを見たい方はかなりガッカリするかもしれません。現象の考察など(つまりこうなのでは?)(いや、こうじゃないか)と推理しながら自分は鑑賞できたのでそういった点でミステリーと捉えました。展開も割とサクサク進むので問題なく見れました。


気になった点

まず川口春奈さんが演じる要ちゃんが今回色々引っ搔き回すのですが、まぁイライラする。映画としては重要な役柄なのですが、最後まで終盤まで引っ掻き回すだけでなく、自身の心情にも踏ん切りがつかないのでイライラします。だいたい、こういったキャラって憎めない部分が言葉や背景があるのですが、要ちゃんの場合、旦那さんの浮気からその奇妙な出来事に関わっていくのですが、なんだかんだで旦那さんのことを忘れられなかったり、踏ん切りの悪さに背景色が霞みました。なので、自分はイライラが勝ってしまいました。

2つ目に、出てくるキャストがみんな言うこと利かず、行動がどんくさいです。あるシーンでとある人物を家に匿うのですがその見守り役が責務を果たさなかったり、輝夫くんが旦那さんを引き留めようとしてるけど全然引き留めれてないし、(4~5回くらいやってるけど止めれてない笑)
これも相まってイライラが加速します。
そういった演技をすることが話の展開や幅を広げるために必要なのは分かるのですが、私は退屈に感じてしまいました。

良かった点は、開始15分くらいで一番えっ?となる部分があるのでそこが一番ビックリします。
また、要ちゃんの旦那の上司役を真木よう子さんが演じていますが、とにかくコミカルで可愛らしいのと輝夫くんの家政婦で出演されているパク・イヒョンちゃんが日本語と相まって可愛いです。

→基本的に制服のマネキンは可愛い女性が出てくれば耐えれます(クズの極みですね)



とにかく岡田将生ファンの私からすれば様々な画角から岡田将生くんを見れたのは眼福でした。
ありがとうございました🙇‍♂️

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