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今の情熱の注ぎどころは何処?

今の時空を生き抜く時に、自身の立ち位置と環境を見回して、どこに何を注ぐのが重要であるかを考慮し実行することが、結局後半から上手く物事が回り出すと思います。

2020年に新型コロナウイルスの発症によって様々なことがそぎ落とされました。同時に、日頃盛りすぎていた事柄や様式を再確認し、最低限プラスアルファの生活がいかに楽で低コストであるかも認識した1年になったのではないでしょうか?

小さいレベルであっても多少の収益の積み重ねで21年目を迎えたわたしの会社も、新型コロナウイルスによって減益減収になり、とても苦労している期間を過ごしています。

一方でシビアなビジネス的目線の対岸にある家族と過ごす時間が多くなり、心や脳が中和されて不思議な時を感じているのも事実です。


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最低限の生活の中にある最高を

休校休園になり自宅待機を強いられた期間、子ども達は彼らなりに好きな事をしながら愉しんでいたようです。わたしのお願いを聞いてくれて、わたしも子ども達のお願いを聞いてあげる、という単純な願いの呼応を通して地味ではありますが、有意義で愉快な時間を過ごしました。

目標としてしたいこと、出来ることがあったとしても、そんな状況では見込んでいた結果は得ることはできず、3年越しで用意してきた企画も一端保留になるなど、事業自体に大がかりな方向修正が必要だなと感じました。

わたしだけではなく、世界でたくさんのヒトが今までの生活環境下で最低限の行動と生活をしていると思います。そして、少ないオプションの中から最大限出来ること、を探して必死に取り組んでいるのではないでしょうか?

土壌がしっかりしていて資本もあり、準備も整ったエンターテイメントではなく、自分達で創り上げるゼロからの環境構築をすることに慣れてきた頃ではないでしょうか?そしてその方が愉しい!って思ってませんかね?


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ジャンル別に飽和していた情報を柱に生きることに慣れていたわたしには、今回の自宅待機やリモート作業はとても身になる経験です。一番見たい聞きたいなど「触りが良い」情報ではなく、聴き触りが良くない「一番必要な情報と経験」を選ばざるを得ない事は、近い将来きっと役に立つことだと思うからです。

昨年から今日現在に至る期間、わたしにとって情熱の注ぎどころは家族、特に子ども達。何を見て考え発見するかを一緒に経験することは、今のジブンにとって必要で大切な経験です。それが無報酬であってもマイナスになりえるリスクがあっても、全てを注ぐ価値は大きな収穫となって戻ってくると信じています。



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